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体質改善アドバイス

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体質改善アドバイス

2014.4.7

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JINEKO事務局さん(14歳)

アンケートにてお寄せ頂いたご相談について、ジネコが先生に聞いてきました。

【あるさん(33歳)】
気になる症状から体質改善のアドバイスをお願いします。

気になる主な症状
・高温期の上昇が遅い
・排卵期の体温の上昇が緩やか
・低温期から高温期への移行に時間がかかる(階段式の上昇)
・月経が始まっても体温がなかなか下がらない
・レバー状の塊や、粘膜のような塊が混じり、塊がでると月経痛が軽減する
・月経前はイライラしやすく、怒りっぽい。落ち込みやすい
・今までに排卵誘発剤などホルモン療法を行っていた
・稽留流産したことがある


お話を伺った先生のご紹介

岩井明 先生 (いわい薬局)


当店での子宝相談の方は、2週間~1ヶ月の周期で来店いただき、体調をお聞きしながら、その方に合った漢方薬やサプリメントをご紹介します。また、必要であれば食事や生活習慣のご指導、体操のご紹介などもいたします。その方その方に合わせて、必要だと思われることはその都度ご紹介しているのです。そのために、当店には様々な資格を持った専門家が居ます。薬剤師、国際中医師(国際中医専門員)、不妊カウンセラー(日本不妊カウセリング学会認定)、子宝カウンセラー、食養士、心理カウンセラー等々…。特に、漢方薬については中国本土に研修にも行っています。南京中医薬大学の夏 桂成先生(子宝漢方の第一人者)の下で学び、また、日本における日進月歩の不妊治療の現状もしっかりと学ぶことで、皆様のお役に立てるよう、日々努力しています。
 身体の不調の原因は人それぞれ。いくつかの原因が影響し合って不調が出ていることも多々あります。それを少しずつ、ひとつずつ解消していくことによって、赤ちゃんを迎えるための心と身体の準備をする。いわい薬局は、そう考えて皆様を応援しています。



≫ いわい薬局

あるさんには、漢方的に3つの症状があるようです。
まずは瘀血と呼ばれる、血流が悪い状態。瘀血のある方は、排卵期の体温上昇や月経開始後の体温下降が緩やかで、なかなか理想の基礎体温のグラフに近づかない場合があります。
また、月経時にレバー状の塊があることから、瘀血による冷えが子宮にあることもうかがえます。

過去に誘発剤などのホルモン療法を行ったことのある方は瘀血の症状が出やすいので、冠元顆粒や桂枝茯苓丸などの漢方薬で血のめぐりを良くすることが大切です。
血のめぐりを良くすると、着床に大切な内膜が新鮮な血液で満たされ、赤ちゃんにとってとても居心地が良くなります。
赤ちゃんをより良い状態でお腹に迎えるためにも、瘀血の改善が必要だと思われます。
前に触れましたが、瘀血があると冷えが生じ、冷えが生じると瘀血が悪化します。
あるさんの場合、とくに子宮周りの冷えが気になりますので、涼しくなってきたら腹巻をしたり、下腹に湯たんぽを当てるなどして温めるのもいいですね。

2つ目は肝鬱の症状。月経前などにイライラしやすく、気分の浮き沈みが激しくなる、いわゆるPMSの症状です。
気分が安定すると体調も安定しやすいですし、何より、いつもハッピーな気分でいたいですよね。
今までの経験上、ハッピーな日が多い人ほど妊娠力が上がる傾向にあるように思います。
イライラを感じたら休憩をし、ジャスミン茶やハーブティなど芳香のあるお茶でイライラを発散しましょう。
逍遙丸(しょうようがん)などの漢方薬を併用するのもおすすめです。
3つ目は、高プロラクチンの疑いです。医師から言われない平均範囲内でも、高い数値かもしれません。
というのも、低温期から高温期への移行が階段式に緩やかだったり、稽留流産の経験がある方は、プロラクチンの数値が高いことが多いのです。
また、プロラクチンが高めの方はイライラしやすいようなので、肝鬱の症状にもプロラクチンが関係していると考えられます。
炒麦芽(いりばくが)などの漢方薬で、プロラクチンの値を安定化させるといいと思います。


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