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体質改善アドバイス

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体質改善アドバイス

2014.5.14

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JINEKO事務局さん(14歳)

アンケートにてお寄せ頂いたご相談について、ジネコが先生に聞いてきました。

【ゆうこりーさん(38歳)】
気になる症状から体質改善のアドバイスをお願いします。

気になる主な症状
高温期に体温が低くなる日が多く不安定
・高温期の上昇が遅い
・高温期の途中で陥落が見られる
・周期が不安定
・卵や子宮内膜の条件が良くても着床しにくい
・肌が乾燥しやすい
・足腰のだるさや冷えを感じる
・月経中に体が冷える
・風邪を引きやすい
・落ち込みやすい
・レバー状の塊や、粘膜のような塊が混じり、塊がでると月経痛が軽減する


お話を伺った先生のご紹介

直永せつ子 先生 (ナオエ夢鍼灸院 近江八幡院)


私自身の体の異常を知ったのは、20歳を過ぎた頃でした。
以前からの生理不順に増して、生理前の激しい腹痛と40度近い発熱が続き生理が来なくなり出したため地元の内科さんで熱だけでも下げてもらおうと診察を受けると、これは婦人科さんに行ったほうがいいよと言われました。悩みましたが、嫌々ながらも仕方なく婦人科を訪ねることにしました。

初診では解らず、幾度か内診や検査、基礎体温表をつけながら受診をしてしばらくした頃に、子宮奇形に伴う卵巣萎縮、無排卵性月経、経血が卵管へ逆流して起きている事がわかりました。

その時先生から『結婚していない若い女性にこんなこと言うのは言いにくいのですが、おそらく今の医学では結婚してもお子さんは望めないことは覚悟しといて下さい』と言われた時は、まさか自分が子供の出来ない体なんて思ってもいなかった事で、なんで?どうして?と半信半疑信じたくない事実に、どのようにして帰宅したかわからないほどショックを受けました。

女性として結婚や出産の体験は夢であったし、どちらも私には望めないと思うと涙が止まりませんでした。思ってもいなかった結果に日々ストレスが積もり、御夫婦連れや赤ちゃんを見るのも辛くおぞましくなっていきました。

でも少しでも何とかしていただけないかとお願いすると、生理前に起こる高熱を下げる治療と無排卵月経の治療を薬と注射でしていただくことになり、定期的に通院する日々となりした、しかし3年余り過ぎても一向に芳しく無いのと、通院中待合室で、見たくなくても目に入る妊婦さんの姿や会話を聞くことの辛さと、焦り、疲れイライラも極限となり精神状態もおかしくなっていきました。

そんな時今の院長と知り合い『どこまでよくなるか解らないけど、東洋医学の治療で自分に出来る限りの治療をして後は神様・仏様におまかせして』と言ってくれて東洋医学の治療と結婚と同時スタートすることになりました。

楽しいはずの新婚時代も、私の頭の中は毎日毎日子供が出来るだろうか?とばかりで、基礎体温表症候群でした。低温期しかないだの、高温期がないだの、月経が来てしまっただのその都度泣いて落ち込む日々の連続でした。そんな私に対して主人は根気よく付き合ってくれました。おかげさまで約2年半余りが過ぎ一人の娘を授かる事できた時は、奇跡としか言えない夢のような事実に涙しました。長く辛い年月でしたが、主人の協力と優しさで救われ事に感謝しています。
そして、神様が私にくださった奇跡に、少しでもお返しが出来たらよいのにといつも思っていました。

そんなある時、主人から女性の鍼灸師として出来ることは、私が体験した同じ悩みを抱える女性に、お子さんが授かるよう不妊治療をさせて頂くことでないかなとアドバイスを受けました。

この様なことから、私の体験も踏まえながら、少しでもより多くの女性にお子さんが授かる事を日々願いながら治療をさせて頂いております。又、来院して頂いている女性の中には、お子さんが授からない事のストレスやプレッシャーに加え、日常生活の疲労、人間関係や環境で悩みを持っている人も多く、体ばかりか精神的にも負担のかかった方がいらっしゃいます。

個人個人の持つ負担を少しでも軽減、改善し解消していただいて、心身共に健康な状態になるようにと願って毎日治療させていただいてます。
治療の結果お子さんがお出来になるたび、あの頃を思い出し夫婦共々涙が出るほど嬉しい思いをさせていただいております。

日本不妊カウンセリング学会認定
不妊カウンセラー
直永 せつ子



≫ ナオエ夢鍼灸院 近江八幡院

高温期でも低くなる日が多い、上昇が遅い、途中で陥落するなどは、病院の検査で黄体機能不全と診断されるかもしれませんが、東洋医学ではストレスや冷えが原因であるとも考えます。
また、周期の不安定さも環境の変化、体調やストレスが影響しやすいのです。

なかなか基礎体温が綺麗なグラフにならないと、朝から憂うつになってしまいますよね。
しかし、自分の症状を心配して不安になることがストレス源になってしまうこともあるかもしれません。
体調や精神的なストレス、疲労状態は日によっても違います。
また、寝る時間や入浴の仕方、睡眠の質、さらに冷えによっても、基礎体温は不安定になります。
私の治療所でも同じような悩みで、月経が来てないのに「来てしまう! 」と、悲観する方がいます。
しかし、冷えをとる治療をしながら衣食住の生活改善をして体調を整え、ストレスのもとである基礎体温を計ることを休憩すると、良い方向に向かう方も多くいます。
月経痛や、レバー状の塊があったり、色が赤黒いとのことですが、子宮内膜症や子宮筋腫や子宮の位置異常などの病気でなければ、東洋医学的には「瘀血(おけつ)」と言われる状態で、冷えが原因と考えます。

子宮は冷えていると収縮がきついので月経痛がおきやすくなります。体の内外から冷えない状態に改善すると、月経前や月経中のいやな症状も改善されるはずです。
また、子宮内膜は冷えや、排卵誘発剤の使用で薄くなったり、たとえ厚みがあってもフカフカでなければ着床しにくくなる場合があります。
さらに足腰の冷え、月経中の冷え、腰がだるい、風邪をひきやすい、肌の乾燥といった自覚症状をお持ちですが、体質や環境で血流が悪くなってしまったり、免疫力が低下したり、東洋医学でいうところの「腎」の機能低下がおきて、冷えやすくなったのではないでしょうか。
流産も子宮への血流不足、冷えが原因する場合もあります。
ゆうこりーさんの症状は鍼灸治療で改善されると思います。
治療や養生法は個人の体質や環境で違いますが、まずは衣食住で冷やさない、睡眠や休養をとることが大切。
妊娠しやすい心身の環境にしましょうね。


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