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将来、健康な赤ちゃんを産むために、 女性の元気、キレイ、若々しさをサポート!

コラム 妊活

将来、健康な赤ちゃんを産むために、 女性の元気、キレイ、若々しさをサポート!

女性の体は初潮開始からママになる準備をしています。でも、仕事などで忙しいと健康管理を疎かにしがち。元気な赤ちゃんは、元気なママがあってこそ。女性の“元気”を応援するのが、プレコンセプションケアです。

2018.12.15

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※2018年11月22日発刊「女性のための健康生活マガジン jineko vol.40 2018 Winter」の記事です。


POINT
●「妊活」ではなく女性の健康を広くサポート
●美容やエイジングケアに関する悩みも解消
●保健室のような感覚で、気軽な相談が可能

お話を伺った先生のご紹介

佐藤 雄一 先生(産科婦人科 舘出張 佐藤病院)


医学博士・産婦人科専門医・日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医・日本生殖医学会生殖医療専門医。佐藤病院院長・高崎ARTクリニック・Fika Ladies' Clinic理事長を務める。専門分野だけでなく、栄養学や抗加齢医学などの知識も深く、患者さんにも積極的に生活習慣の改善を指導。

≫ 産科婦人科 舘出張 佐藤病院

妊娠前の女性の健康を考える「プレコンセプションケア」


「コンセプション(Conception)」は、“受胎”という意味です。プレコンセプションケアは、今はまだ独身でも、低年齢であっても、将来的にお子さんをもちたいと望む、受胎前の女性の健康や生活を広くケアすべきではないか、という考えのもとで誕生しました。
「結婚すれば自然に子どもを授かる」、そう思っている方は今も少なくないと思います。ところが、現代では不妊に悩むカップルがどれほどいることか。男性に原因があることも多いものの、生理不順を放置していた、無理なダイエットをして無月経になったことがある、不正出血など女性なら誰にでもあることだと思っていたなど、若い頃の間違った知識が不妊の原因になることもあります。
そこで、早いうちから妊娠・出産に関する正しい知識をもち、健康管理の意識を高め、ライフプランを見直してもらおうというのが、「プレコンセプションケア」の基本理念です。




生理サイクルと切り離せない、女性のヘルス&ビューティー


政府は「少子化対策」の一環として、プレコンセプションケアに力を入れようとしていますが、私はもっと広い意味で、正しい健康知識を発信したいと思っています。
たとえば、ダイエット。食事量を極端に減らして、体重が減った・増えたと一喜一憂するのはナンセンス。食事制限で落ちるのは脂肪ではなく筋肉です。筋肉を失うと基礎代謝量が低下してますます太りやすくなります。さらに、栄養素が欠乏すると、肌や髪は艶を失いカサカサに。美しくなるためのダイエットが、逆効果になることも多いのです。
美容やアンチエイジングも、プレコンセプションケアの範疇です。なぜなら、ニキビなどの肌トラブルは生理不順などを原因とするものも多く、エイジングケアを心がけて若々しさを保てれば、高齢妊娠・出産に備えることもできると考えられるからです。
「いつかは赤ちゃんを産みたいけれど、今は仕事を頑張りたい」。プレコンセプションケアは、そんな女性もサポートします。月経前症候群(PMS)でイライラしたり、ボーッとしたり、生理痛が激しくて集中できないなど、女性の体調や気分はほぼ生理サイクルにコントロールされていると言っても過言ではありません。生理との上手な付き合い方を知れば、職場でもこれまで以上に活躍できるはず。「婦人科を受診するほどではないけれど、女性としてもっと快適に過ごしたい」といったご要望に応えるのも、プレコンセプションケアです。


母の健康は子の健康へとつながる。だからこそ、女性のケアは大事!


美は健康から。そして、健康は良好な「食事」、「運動」、「睡眠」に支えられています。さらには、女性の健康状態は、これから授かる赤ちゃんの健康にも大きく影響します。
実は、母体の栄養不足による新生児の低体重化、美白ブームで日光を浴びなくなったことで、ビタミンD欠乏による“くる病(骨の異常)”などが増え、問題視されているのです。受胎前に知識が備わっていれば、未然に対処することが可能ですが、正しい知識がないと後悔に苛まれることになるかもしれません。
風疹や麻疹、おたふく風邪などの予防注射も受胎前にしておくべきことです。妊娠してからでは遅いのです。婦人科系のがん検診も、若いうちから定期的に行いたいもの。早期に発見・治療できれば、妊娠を諦めるといった悲しい思いをしなくてすみます。
もしも、「いつかは産みたい」と思っているなら、若いうちから「いつでも産める」体に整えておくことが大切です。最良のパートナーといつ出会えるかは運命しだいで、明日かもしれないのですから。




「元気」な体をキープして、いつかは元気な赤ちゃんを産もう!


受胎できる体であることの重要性を知り、早い段階から産める体になるための生活習慣を身に付ければ、思い描く妊娠・出産を実現することは難しくありません。
栄養バランスのよい食事を過不足なくしっかり食べて、適度な運動もして筋肉量を維持し適正体重に近づけましょう。夜更かしは避け、十分な睡眠時間を確保しましょう。喫煙や飲酒は控えましょう。そして、生理トラブルなどがあればできるだけ早く専門医に相談することです。
 これらは、「妊娠のため」に限らず、健康の基本です。健康な女性は肌も髪も美しく、溌剌としていて、年齢を感じさせません。元気な赤ちゃんが産めるのは、元気なお母さんです。「もっと元気になりたい!」と思ったら、ぜひプレコンセプションケアの指導を行っているクリニックの扉を叩いてみてください。




著書紹介
『今日から始めるプレコンセプションケア』
佐藤雄一 著
ウィズメディカル株式会社 発行
将来、産みたいと思った時に産める体づくりのために、女性が今からできることを紹介。自分の心と体を知り、毎日の生活や健康と向き合うきっかけとしてほしい一冊。

出典:女性のための健康生活マガジン jineko vol.40 2018 Winter
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