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悪露(おろ)? 不正出血? 生理? 産後の出血の違いを知っておこう

インタビュー 妊娠・出産

悪露(おろ)? 不正出血? 生理? 産後の出血の違いを知っておこう

産後続く悪露(おろ)とは何なのでしょう? 不正出血や生理の再開との違いなどについて、佐藤 真之介先生に教えていただきました。

2019.1.11

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出産の後、必ず体内から出る悪露(おろ)。退院後もしばらく続くこの出血はいったい何なのでしょう? そして、悪露かと思っていると不正出血の場合もあれば、産後すぐに生理がくることもあります。ともすると判断しにくい出血の違いについて、祐天寺ウィメンズクリニックの佐藤 真之介先生に教えていただきます。




悪露が終わって、ようやく出産のすべてが終わる


出産後に出てくる“悪露”は、子宮内の胎盤がはがれた跡からの出血、また妊娠組織など妊娠の名残が出てくるもののことで、最初は赤黒い色をしていて、だんだん茶色に変化していくものです。量には個人差がありますが、次第に血液成分が減って、色が薄くなっていきます。そして、だいたい1カ月健診のころくらいには落ち着くのが一般的です。しかし、この間にも子宮のなかの赤い塊がドバっと出ることや、悪露が固まってうまく出ない状態が続いたあと、突然大量に出てきて驚かれる方もいます。また、授乳すると刺激で子宮が収縮するため、授乳後に悪露がよく出るという方もいます。この悪露が落ち着くと、ようやくお産のすべての過程が終わるのです。


不正出血の原因はさまざま。生理開始は一般的には産後5~6カ月


人によっては、まれに2~3カ月悪露が続くこともあります。また、悪露だと思っていたら不正出血だったということも少なくありません。出産後はホルモンが不安定になりがちなので、子宮内膜から出血したり、また、生理がなくても排卵はしているので排卵によって出血したりする可能性もあります。また、クラミジアなどの感染症で出血するケースも。気になる場合には放置せず、医師に相談してもらえれば、時期、色、量などから判断することができます。


また、不正出血でもなく、悪露でもなく、生理が開始することももちろんあります。教科書的に言うと、5~6カ月が一般的と言われていますが、実際は卒乳してからという方も多いですし、授乳の状況などによっては産後すぐに再開する方もいます。


治療が必要なケースもあるので、不安になったら医師に相談を


頻繁にあることではありませんが、胎盤の一部が子宮内に残っていて大量出血するということもあります。その場合には医師による診断と専門的な処置が必要となります。また、妊娠中にがん検診はしてはいますが、まれに子宮頚部異形成といって、子宮頸がんの前段階のものができていて、それに関連した出血だったということもなくはありません。


出産後は心身ともにデリケートな時期なので、不安に思う出血があったらぜひクリニックに相談してみてください。


お話を伺った先生のご紹介

佐藤 真之介 先生(祐天寺ウィメンズヘルスクリニック 院長)


東京医科大学卒業。東京女子医科大学東医療センター 初期臨床研修医、同センター産婦人科、日本赤十字社医療センター産婦人科を経て、2016年10月に祐天寺ウィメンズヘルスクリニックを開院。院内はナチュラルな木のインテリアでほっと癒されるような雰囲気。先生の趣味は学生時代から続けているスキー。お休みの日はお子さんと一緒にスキーを楽しんでいるそうです。

≫ 祐天寺ウィメンズヘルスクリニック

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