ドクターもすすめるサプリメントで体質改善。妊活中の大きな支えに
コラム 不妊治療
ドクターもすすめるサプリメントで体質改善。妊活中の大きな支えに
結婚後は夫婦二人の時間を満喫し、35歳で妊活スタート。
「一日も早く赤ちゃんを授かること」を目標に
サプリなどを取り入れて体質を改善。
治療６カ月で妊娠したＴさんの体験談をご紹介します。
※2019年8月24日発刊「女性のための健康生活マガジン jineko vol.43 2019 Autumn」の記事です。
職場のサポートにめぐまれ35歳で妊活スタート
「妊活中はジネコの体験談に励まされました」と、笑顔で取材に応じてくれたＴさん（36歳）。学生時代に出会った同い年のご主人とは27歳で結婚。二人とも子どもは好きでしたが、あえて子どもをつくろうと思うこともなく、「一緒に旅行や趣味を楽しんだりして、このまま夫婦二人でも幸せだと思っていました」。
でも35歳になると、Ｔさんたちの周囲に子どもがいるご夫婦が増え、「子どもがいる生活はもっと楽しいかもしれない」と感じはじめたそう。そんな時にご主人も「子どもが欲しいな」とぽつり。
「主人はずっと子どもが欲しかったのに、私に気を遣ってくれていたんです。私も主人が父親になる姿を見たい。それなら35歳の今しかない！ と思いました」
後日、職場で「子どもが欲しい」と軽い気持ちで話したところ、2人のお子さんをもつ女性の先輩が不妊治療の経験者であることを打ち明けてくれました。不妊治療のことをくわしく聞いたＴさんは「治療に真剣に向き合おう」と決め、男性上司に報告すると、なんとその人も不妊治療の経験者！ そして「一番に赤ちゃんのことを考えて、心配することなく治療に専念するように」と背中を押してくれました。
２０１７年９月、職場の人に紹介してもらったクリニックを受診すると、さっそく卵巣年齢の目安になるＡＭＨが同年齢の平均よりも低いことがわかり、追い討ちをかけるように卵管の閉塞と子宮の腫瘍が判明。先生からＦＴ手術（卵管鏡下卵管形成術）と腫瘍の切除手術を行った後、タイミング法か人工授精をすることを提案されます。
「私は健康だし、生理もちゃんときているから大丈夫と思っていたので、卵管が狭くて精子が通らないかもしれないといわれた時は、すごくショックでした」
２回目の顕微授精で妊娠サプリが心と体の支えに
妊婦さんになったつもりで生活することが妊娠への近道
「妊活中の不安な時やつらい時に職場の人たちに助けられました。この職場でなかったら妊活していなかったかもしれません」
クリニックに通い始めてからも、ご主人のサポートはもちろん、自分と同じように治療を頑張っているたくさんの仲間の姿に励まされてきたそう。
さらに妊娠後、「妊活中から“自分は妊婦さん”と思うことで生活が変わる」ことに気づいたといいます。
「クリニックの待合にいる人たちを見ていたら、素足にサンダルの人、薄着の人、足を組んでいる人が意外と多いんです。かつては私もその一人でした。まだ妊娠していなくても妊婦さんになったつもりでいると、子宮と体を温める生活を意識するようになるので、妊娠により早く近づけると思いました」
妊娠８カ月を迎えて「まだ信じられなくて幸せと不安が混在していますが、子どもが生まれた後の幸せな生活をイメージトレーニングしています」とＴさん。お腹の赤ちゃんはご主人の待望の男の子で、毎日ご主人がＴさんのお腹に絵本を読み聞かせしたり、話しかけてくれているそう。「大きな樹のようにすくすく育ち、喜びや幸せ、希望をもって育ってほしい」。二人の願いを名前に込め、赤ちゃんの誕生を楽しみにしています。
出典：女性のための健康生活マガジン jineko vol.43 2019 Autumn
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