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【大学生から見た不妊治療】不妊治療と仕事の両立について

コラム 不妊治療

【大学生から見た不妊治療】不妊治療と仕事の両立について

ジネコでは今年も2名のインターン生が活動中!大学生として、女性として、不妊治療について感じたことを発信していきます。

2019.11.2

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「若いころに知識が欲しかった」
というジネコユーザーの多くの声をもとに昨年「大学生から見た不妊治療」という企画がスタートしました。

ジネコでは現在インターンシップとして大学生2名が活動しています。

この企画では、二人が自ら関心を持ったコラムについて
ジネコのインターン生として、大学生として、女性として、考えを発信していきます!

まる(大学4年生)とのんぱ(大学3年生)の二人でお届けしますので、どうぞよろしくお願いいたします☺


 


今回読んだコラムはコチラ!


東京都では、不妊治療と仕事を両立できる職場づくりを進めるため、企業の取り組みを後押しする事業を新たに開始しました。

不妊治療と仕事の両立に向けたノウハウ、支援の必要性などを発信する、2018年6月30日に開催した都民向けのセミナーに、ジネコスタッフが行ってきました。そのレポートです。

このコラムを選んだのはまる。その理由は…

まる「ジネコの記事を読んでいて『治療に集中するために退職した』という声が少なくないことを知り、
頑張って就職活動をして就職先が決まっても、治療のために退職する可能性がある!?』と不安を覚えたからです。
両立できるような世の中のサポートがあれば…!と思っていたところこの記事を見つけたのでこのコラムを選びました。たくさんの人に読んでもらい、関心を持ってほしい話題だと思います。」

コラム本編は以下のリンクからどうぞ!



"東京都が不妊治療と仕事を両立できる職場づくりを後押しする事業を開始。そのキックオフセミナーのレポートです。"


【ジネコスタッフが行ってきた】不妊治療と仕事の両立セミナーレポート



まる「『子どもを産みたいし働きたい!』と思うことは贅沢なこと?」


〈以下まるの感想〉

まず、「夫婦5.5組に1組が不妊検査や治療を経験している」という事実に驚かされました。
不妊治療をしている人は自分が思っているよりも多いのだ、とは思っていても、改めて数字としてみるとその数はかなりのもの。

想像以上に多い、というのは性の話題をタブー視する雰囲気がまだまだ残っているからなのかな?と思いました。
自分がもしも当事者だったら…受け入れてもらえるか不安で、周りに打ち明けることに抵抗を感じてしまうと思います。

「不妊治療と仕事を両立できる職場づくりを進める」という点に関しては、企業が独自に福利厚生として取り組んでいる例をいくつか見たことがありますが、こうして自治体が後押しをしていく動きは新鮮で、とてもいい流れだなと思いました。
これを機にほかの自治体でも広まっていくといいなと思いますし、より多くの人が関心を持つきっかけになればと思います。

子どもを産むために、育児をするために、働きたいと思う自分を手放さなければならないのは、私だったらとても悔しいことです。
「子どもを産みたいし働きたい!」と思うことは決して贅沢なことではないはずですが、今の社会だと少し難しいなと感じてしまいます。

それでもこうして少しずつでもみんなでサポートしあえる社会ができていけばいいなと思います。


 


のんぱ「仕事と治療、両立する難しさを知りました。」


〈以下のんぱの感想〉

ニュースなどで、高齢出産や不妊治療のことを目にしたり、耳で聞いたりしていました。身体的な問題だけでなく、仕事でのキャリア形成の時期も大きな要因であることは驚きでした。

「生みたい、働きたい」と、どんなに願っても職場や治療費など環境が整っていないと、スタートラインにすら立てない状況であるんだなと、これから就職し働いていく身からすると、やるせない思いです。「仕事をしながら、子育てをしたい」という思いに対しての阻害要因がありすぎて、治療を躊躇、断念してしまう方がいても仕方がないのかと思ってしまいました。

また、女性だけでなく男性を含む多くの人が自治体や企業が行っている活動を周知していないのではと思いました。意識的に活動を続けていくことで、不妊への理解や知識だけでなく、受け入れる環境も整っていってほしいと強く思いました。


 


ミニ対談 ~コラムを読んで~


それぞれの感想を出しあった後、このコラムに関してさらに深堀りしてみました!

---

・セミナーが都民向けなのはもったいない…ほかの自治体でもやってほしい!

・「都民からの要望に基づき」→他府県ではそういった声がないのか?いやあるはず!対応できていない?

・こういった自治体の事業がないと企業が自主的にやってくれないのか?と残念…

・例え経営陣だけがわかっていてもダメ。もっと個々人の意識を高めることも肝要。

・「ライフがあって、ワークがある」→当事者目線での言葉もほしい。どちらも成り立たない人がいるはず。

・「産むか仕事か」→選ばなくてはいけないことなのか?たとえ産むことを選んだとしても経済的不安はぬぐえない

・「職場の理解が無ければ」→男性優位の社会の中で、そもそも理解してもらえるかが不安

・不妊治療で仕事を休めない→①個人の問題としてお金がないからか?②会社が急な休みや人員不足を受容できないからか?→たぶんどちらも…

・女性の社会進出にはこういった両立の問題は必然なのか?→育児は女性がするものという認識のもとにあるのでは→男性にもっと育児や不妊治療に関して当事者意識をもってほしい

・「男性は特に職場に言いづらいそうです。」→なぜなのか?追及されるから?

・こうした企業の活動が、就職活動前にもっと活性化してほしい。需要があることをわかってほしい。

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さらにたくさんの考えがでてきました!共感していただけるものはありましたか?


 


最後に


いかがでしたか?

同じ世代の人や、私たちより若い世代にも。

男女問わず「不妊治療」に関心を持ってもらえるよう活動していきますので、
ちょっとでもいいな、と思っていただけたら是非シェアをお願いします!

次週は「大学生からみた婦人科」ピルのメリット編についてお届けします。お楽しみに!


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