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【Q&A】潜在的高プロラクチン血症後の胚移植-北村先生

専門医Q&A 不妊治療

【Q&A】潜在的高プロラクチン血症後の胚移植-北村先生

潜在的高プロラクチン血症と診断され、カバサールを服用しました。明大前アートクリニックの北村誠司先生にお答えいただきました。

2019.11.30

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相談者:aymさん(35歳)



潜在的高プロラクチン血症後の胚移植
35歳の主婦です。
結婚して7年目になります。
以前体外受精をしましたが、6個採卵中胚盤胞までいったのは1個で妊娠には至りませんでした。
一度不妊治療を止めて最近検査をしたところ、潜在的高プロラクチン血症と診断され、カバサールを週に1回4週間服用しました。
以前からAMHの値が低く、今回2.7でした。
LHとFSHの値は高く、自然妊娠は難しいと言われ、精子の運動率もあまり良くなく、今回顕微授精をすることになりました。
今回は9個採卵中胚盤胞までいったのは1個でした。
潜在的高プロラクチン血症は着床障害を引き起こすとネットで見ましたが、これは改善されたと思っても良いのでしょうか?
今、葉酸のスピルリナ、マカ、ソイプロテインを飲んだり、ジムで運動や、ウォーキングをしています。
着床率を上げる方法や、胚移植までにできることなどあればアドバイスをお願いします。



北村先生からの回答




潜在性高プロラクチン血症は着床に影響を与える可能性が考えられ、
以前は盛んに調べられて投薬されていました。
最近は、それほど話題に上がることもなくなって来た印象があります。

カバサールで着床改善はしているかもしれません。

着床にはジムでの運動・ウオーキング(運動療法)は効果的と思いますし、
体を温めること(温熱療法)に移植までに留意されると良いでしょう。


 



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お話を伺った先生のご紹介

北村 誠司先生


荻窪・虹クリニック院長を経て、2018年2月に「明大前アートクリニック」を開院。
1989年より、IVF及び内視鏡下手術に従事。子宮鏡下手術による胚移植の改善、腹腔鏡下手術による子宮筋腫、内膜症の解消・改善を図ると同時に、妊娠困難症例に対しても新しい治療法を取り入れている。また、クリニックでは男性不妊も含めた高度生殖医療にも対応。新しいクリニックは白を基調としたスタイリッシュな雰囲気。最近、スポーツバイクを購入し、通勤されているという快活な先生です。


≫ 明大前アートクリニック

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