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「her story ~あなたにつたえたいメッセージ~」二人目不妊のお話

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「her story ~あなたにつたえたいメッセージ~」二人目不妊のお話

フリマガ『Jineko.net』は2019年で10周年を迎えました。今回は一人目は授かることができたが、二人目はなかなか授かることが難しい「二人目不妊」についてご紹介します。二人目不妊に悩んでいる方がどのような選択をしたのか、ご覧ください。

2019.12.21

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揺らぐ心


不妊治療をし、1回の体外受精で長女を授かったトモさん。

娘にきょうだいをつくってあげたい...

そう思い、次の妊娠に向けての準備や治療を始めました。

しかし、検査で分かったのは高FSH、低AMHであること。

薬を飲みながら治療を続けた結果、ようやく着床、赤ちゃんの心拍が確認できました。

その喜びもつかの間...流産していたことが発覚してしまいます。


 



"同じ病院で不妊治療を受け妊娠した友人から「40代は時間が限られているし、第2子を考えているから私は不妊治療を再開するよ。」そんな言葉を受け、次の妊娠に向けての準備を決意しました。"


娘にきょうだいをつくってあげたい...



時間がなく、結果が出ないことに、落ち込む日々


長女を出産後、月経が止まってしまっていた、順子さん(44歳)。

不安を抱えながらも、出産した産婦人科の医師に相談し

二人目を望む順子さんにとって初めての不妊治療がスタートしました。

タイミング療法や人工授精に挑戦するも、結果は出ず…

「自分の卵では完全に無理だ」、順子さんは自身の卵子を諦めて

台湾での卵子提供を受けること決意します。



"自分の卵子で望めない場合、何か方法はないのかなと思って調べていたんです。若い女性の卵子を提供してもらうという方法は自分に合っているかもしれないと感じました。"


娘をお姉ちゃんに... 台湾での卵子提供と家族の支え(前編)



命を懸けて、子どもを産む


国の責任下で行われる台湾での卵子提供を選択した、順子さん。

ドナーの卵子と暁彦さんの精子の2つの受精卵を子宮に移植しました。

結果は、受精卵が2つとも無事に着床し、妊娠。

驚くとともに、これまでに味わったことのない感動も湧き出ました。

しかし、40歳を超えた妊娠は、順子さんの体にさまざまな不調をもたらしました。

順子さんに、当時の心境や今後についてお話を伺いました。


 


 



"もっと若いうちに、むしろ子どもの頃から教えてもらえていたら、と思います。取材を受けることに最初は抵抗もあったけど、卵子が老化する事実とその影響を、男女を問わず広く知ってもらうことが大切だと思ったんです。"


これが最後と決めた挑戦は、“卵子提供”という選択肢でした。



いかがでしたか?

国内では、何年も前から卵子提供についての議論はされてきましたが、進んでいないのが現状です。

20代、30代の方も「卵子の老化」と向き合わなければならない現実を知っておきましょう。

次週は「男性側から見た、不妊治療」に関するお話をピックアップしました。

ぜひそちらもご覧ください!


 


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