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【Q&A】フーナーテストについて-浅田先生

専門医Q&A 不妊治療

【Q&A】フーナーテストについて-浅田先生

フーナーテストだと動いている精子がほとんどいない。浅田レディースクリニックの浅田先生にお答えいただきました。

2020.11.27

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相談者:ぱんださん(32歳)



フーナーテストについて
抗精子抗体もなく、主人単体で精液検査しても数値も異常がないのに、フーナーテストをすると動いている精子がほとんどいません。どのようなことが原因と考えられますか?



浅田先生からの回答




フーナーテストで動いている精子がほとんどいないということですが、フーナーテストの結果が悪い場合、ご主人が精子を不動化する抗体を持っていると推測されます。
ただ、それよりも精度の高い血液検査で、不動化抗体が無いと書かれていますので、本来、フーナーテストを行う必要はないと思います。

フーナーテストは古典的な検査で、排卵直前の時期だけ、子宮頸管粘液の粘調度が増して、精子が泳ぎやすく子宮内に入っていける条件が整った時のみ有効な検査となります。
ですから、フーナーテストを行う時期が、排卵期からずれればずれるほど、結果は正確ではなくなります。

抗精子抗体の検査を受けられているので、フーナーテストの結果は不妊治療上、気にされなくてもよいのではないかと思います。


 



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お話を伺った先生のご紹介

浅田 義正 先生


名古屋大学医学部卒業。1993 年、米国初の体外受精専門施設に留学し、主に顕微授精を研究。帰国後、日本初の精巣精子を用いた顕微授精による妊娠例を報告。現在、愛知県の勝川、名古屋駅前のほか、昨年5月には東京・品川駅前にもクリニックを開院。

≫ 浅田レディースクリニック

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