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検査で問題ないのに2年たっても子どもができない。冷え性や飲酒習慣が不妊の原因では?

コラム 妊活

検査で問題ないのに2年たっても子どもができない。冷え性や飲酒習慣が不妊の原因では?

検査で問題ないのに2年たっても子どもができない。冷え性や飲酒習慣が不妊の原因では?

2015.4.3

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相談者

sakurasaku さん(31歳)


【不妊の原因:不明・高プロラクチン】
○なんだか疲れやすい
○カゼをひきやすい
○冷え性である
○下痢と便秘をくり返す
○ゲップやおならが出やすい
○イライラをため込みやすい
○気分によって食欲にムラがある
○めまいや立ちくらみがよくある
○目がかすんだり疲れる
○肩こりや頭痛が慢性的にある
○レバーのような経血の塊が出る
○肌が乾燥しやすい
○のどが乾きやすい
○寒がりである
○とくにおなかや下半身が冷える
○むくみやすい
○冷たいものをよく取る
○痰が出やすい




冷えは万病のもと、鍼灸治療と体が温まる食事や栄養バランスを意識して改善する


昔から冷えは万病の元といわれています。体が冷えることで血管が収縮し、血液の流れが低下します。血液は栄養や酸素を細胞に運ぶだけでなく、ホルモンを運ぶ役割があります。妊娠にも深く関与するホルモンは、血液によって細胞に運ばれます。血液の流れを良くするには、鍼灸治療で手足のツボを刺激して末梢の循環を改善することが有効です。

また、胃腸を冷やすことで腸内環境のバランスが崩れ、消化酵素の働きが低下して、食べたものが消化しきれず下痢や便秘の原因になります。腸内環境の低下による免疫力低下により、カゼをひきやすい、肌が荒れるなどの原因にもなります。冷たいものを摂取することをひかえ、体が温まる食事と栄養バランスを意識してください。


飲酒は血液の流れを促進しストレス解消になるがお酒を飲み過ぎると逆効果なので適量を心がける


お酒は「百薬の長」ともいわれ、血液の流れを促進し、体が温まる効果があります。また気分転換にもなりストレス解消にもなります。しかし、飲み過ぎは逆効果です。お酒に強い人や弱い人がいるように、アルコールを消化分解するには個人差があります。飲みすぎて気分が悪くなったり、飲酒後に寒冷刺激を受けると急激に体温が下がることもあります。お酒は適量を心がけてください。

のどや肌が乾き、痰が出やすく、レバーのような経血の塊が出るのに対して、むくみやすい症状があるのは、体内で水分の循環が一部でとどこおり、濃縮した状態です。水分を積極的に摂取して、体内の老廃物を汗や尿として排出しましょう。それには鍼灸治療が効果的です。


プロラクチンが高いと排卵障害や黄体機能不全に主治医の指示に従って薬の服用でしっかり治療して


高プロラクチンの原因として考えられるのが、薬の長期服用や脳の腫瘍、甲状腺機能低下などがあります。プロラクチンとは脳の下垂体から分泌されるホルモンで、乳汁分泌する役割があります。

プロラクチンが高いと排卵障害や黄体機能不全による月経不順になります。ただ、プロラクチンは日内変動があり、昼間は正常値でも夜間に値が高くなることがあります。潜在性高プロラクチン血症の場合、自然治癒することもありますが、高プロラクチン血症と診断された場合、ほとんどの人が血中のプロラクチン値を下げるための薬物を服用します。高プロラクチン血症の場合はきちんと主治医の指示に従われたほうがいいと思います。




村上 直人先生


鍼灸師・柔道整復師 水泳で全国大会出場経験ありスポーツ選手をケアしていたが、逆子を鍼灸で治したことがきっかけで女性疾患に携わるようになり、東京都町田市と神奈川県厚木市に未妊・逆子鍼灸専門院を営んでいる。




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