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妊娠中のカフェイン。胎児にどの様な影響が?

コラム 妊娠・出産

妊娠中のカフェイン。胎児にどの様な影響が?

妊娠中のカフェイン。胎児にどの様な影響が?

2015.4.21

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コーヒーが好きで、1日に何杯も飲むという人は少なくないと思います。コーヒーにはカフェインが含まれますが、妊娠中は全く飲んではいけないのでしょうか。妊娠中のカフェイン摂取について、看護師さんたちからのアドバイスとは。


妊婦さんからの相談:「妊娠中のコーヒー。赤ちゃんへの影響は?」



現在妊娠5週ですが、妊娠に気づくまでの約1カ月間コーヒーを1日2~3杯飲んでいました。妊娠中のカフェイン摂取はよくないと聞き、胎児に影響がないか不安です。もし影響があるとしたらどのようなことが考えられるのか、また現在カフェインは一切摂っていませんが、コーヒー好きな人が妊娠中でも安心して飲める類似飲料はありますか?(20代・女性)



過剰摂取は胎児に影響があることも


カフェインの過剰摂取は、胎盤の血流を悪くして胎児が発育不全を起こしたりすることもあるようです。全く飲んではいけないわけではありませんですが、少し控えた方がよいでしょう。



カフェインは体内の鉄分やカルシウムを尿に排出してしまうため、妊婦さんが摂取するとカルシウム不足や鉄欠乏性貧血になりやすいです。大量に妊娠超初期からカフェインを多くとったママから生まれた赤ちゃんは落ち着きがない・興奮しやすいという症状が出たという報告もあります。また胎盤の血流が悪くなり胎児の発育不全や流産・死産に至るケースもあるといわれています。。 (産科看護師)




カフェイン摂取の影響については色々な説があるようですが、少なからず胎児に影響があることは分かってきています。カフェインを含むコーヒー・紅茶・日本茶など、具体的には1日2~3杯程度なら問題ないと言われていますが、できれば今後は控えた方がよいでしょう。(保健師)



妊婦さん用にノンカフェインのコーヒーも


妊婦さんでも飲めるノンカフェイン飲料が多く売られているので、色々試してみてはいかがでしょうか。妊娠中に飲んでもよいもの・悪いものについて、以下のアドバイスを参考にしてみてください。



コーヒーなら1日1~2杯は飲んでも大丈夫なようです。心配ならノンカフェインのコーヒーや、牛乳を入れてカフェオレにしてもよいでしょう。ココアは妊婦さんによいと言われていますが、糖分が多いので飲みすぎには注意しましょう。(産科看護師)




紅茶の葉自体はコーヒーよりカフェインが多いのですが、お湯で抽出するとコーヒーの半分程の量になります。単純に考えると1日に4杯程度は飲んでもよいことになりますが、心配なら薄めのレモンティーにするとよいでしょう。但し紅茶に含まれるタンニンは鉄分の吸収を妨げるため、食事中や食前、食後すぐに飲むのは避けましょう。(産科看護師)




ハーブティーには妊婦さんが飲んでよいもの(ペパーミント・ローズヒップ・オレガノ・カモミールなど)と飲まない方がよいもの(ジャスミン・シナモン・ローズマリー・アロエ・ウコンなど)があるので参考にしてください。我慢してストレスになるといけないので、あまり神経質にならずお茶の時間を楽しんでください。(産科看護師)




ルイボスティーやノンカフェインのたんぽぽコーヒーなどがあるので、色々と試して好みの味を見つけるのも妊娠中のストレス解消につながると思います。(内科看護師)



妊娠中のカフェインの摂取は赤ちゃんにも影響を与える可能性があります。飲みすぎには注意して、この機会にお気に入りのノンカフェイン飲料を見つけるのもよいですね。






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