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妊娠中のつらい腰痛、ナースがその対策を教えます!

コラム 妊娠・出産

妊娠中のつらい腰痛、ナースがその対策を教えます!

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2015.4.24

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妊娠後期の大きなお腹は幸せの証。とはいえ、腰痛に悩むプレママも少なくありません。何かよい対策は?看護師さんから寄せられたアドバイスを見てみましょう。


 


プレママからの相談:「おなかが大きくなって腰痛がつらいです」



妊娠中期から後期に入り、胎動をよく感じるようになりました。ただ最近は腰痛に悩まされています。痛み止めも飲めず、整体やマッサージも不安です。なにかよい方法はありませんか?(30代・女性)



妊娠期の腰痛の原因はさまざま。場合によっては診察を。


妊娠期の腰痛には複数の原因があります。ひどい時は診察を受けた方がよいとの意見がありました。



お腹が大きくなり、骨盤や背骨が前傾して姿勢が悪くなることや、妊娠中に分泌されるリラキシンというホルモンの影響などで腰痛が起こります。(産科・婦人科看護師)




妊娠によるホルモン分泌の影響や、お腹が大きくなることで重心が変化し、筋肉疲労や関節への負荷が大きくなることなどが原因です。 (一般内科看護師)




妊娠以外に椎間板ヘルニアや子宮筋腫などの病気が原因の場合もあります。生活に支障をきたすようなら主治医に相談しましょう。(一般内科看護師)



痛み止めは注意書きをよく読んで。湿布や塗り薬は要注意。


薬の使用はやはり注意が必要です。湿布や塗り薬は胎児に影響を与える場合もあるとの声もありました。



妊婦に注意や禁忌と表記された市販薬は避けてください。薬は病院で処方してもらう方がよいと思います。(産科・婦人科看護師)




紅妊婦に注意などの表記がなければ市販薬でも使ってかまいませんが、痛みがある時だけ、1日に1~2回程度、短期間の服用にしましょう。(産科・婦人科看護師)




痛み止めの塗り薬や湿布には血管を収縮させ、炎症を抑える効果があります。この効果が胎児の動脈管を収縮させ、栄養障害や、胎児に酸素が運ばれなくなるという重篤な状態になることもあります。(産科・婦人科看護師)



生活習慣の見直しも効果的。姿勢をよくし、冷えに注意。骨盤ベルトもオススメ。


生活習慣を見直すことも効果があるとの声がありました。ちょっとした心がけが改善につながるようです。



お腹が大きいと前かがみになりがちです。歩く時などなるべく姿勢をまっすぐに保つようにしましょう。高いヒールはよくありませんが、2cmくらいヒールがある方が重心が後ろに傾き、歩きやすいこともあります。(産科・婦人科看護師)




お腹が大きいと前かがみになりがちです。歩く時などなるべく姿勢をまっすぐに保つようにしましょう。高いヒールはよくありませんが、2cmくらいヒールがある方が重心が後ろに傾き、歩きやすいこともあります。(産科・婦人科看護師)




痛みがある時は筋肉を休ませて。お風呂に浸かったりして筋肉を温めると痛みがよくなります。(一般内科看護師)




腰背部の筋肉を鍛えましょう。赤ちゃんの重みに耐えられるよう、また出産に必要な筋肉を鍛える意味でも適度な運動がオススメ。痛みがある時は無理しないでください。(一般内科看護師)




腰を冷やさず、軽い運動で血行をよくしましょう。運動不足だと筋力が低下し、筋肉疲労の回復が悪くなります。(産科・婦人科看護師)




病院で妊婦さんの腰痛体操を教えてくれます。後期なら腹帯を使っているかと思いますが、妊婦さん用骨盤ベルトもあるので利用してみてください。(産科・婦人科看護師)




横になる時はクッションや抱き枕などで楽な姿勢になるようにしましょう。(産科・婦人科看護師)



背筋を伸ばしたり、お風呂で温まることでも腰痛予防につながるようですね。できることから取り入れていきましょう。






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