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誠心堂での妊活レポート−2

コラム 不妊治療

誠心堂での妊活レポート−2

2017Webコラム

2017.8.24

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誠心堂での妊活レポート−2



前回のコラムより、妊活レポートをお送りしており、今回は2人目の体験レポートをご紹介します。

ジネコで募集した中医学で妊活するモニターさんのうち、誠心堂では6か月間で5人中3人が妊娠するという快挙を遂げました。選出した5名はどの医療機関でも妊娠しなかった人たち。

残念ながら妊娠しなかった2人の方ですが、1人は子宮の手術をしている方、もう1人は年齢的なことで妊活をあきらめた方でした。
 モニターとなって妊娠にこぎつけた3名のレポートを3回に分けてお届けしています。


2回目のレポートは35歳のEさん。結婚して7年間不妊治療をしていました。3回ほど体外受精も試みましたが、一度も妊娠にはいたりませんでした。なかなかいい卵が採れないと悩んでおり、こうなったら体質改善するしかないとモニターに応募したそうです。

「いい卵が採れるまで半年の時間がかかる」という最初に説明を信じてくれて、苦い漢方薬もがんばって服用し、鍼治療も耐えて、念願の6か月で妊娠しました。

EさんはBMI(Body Mass Index=肥満判定の国際基準。普通値は18.5〜24.9。それ以下はやせ、それ以上は肥満となる)が30近くあった肥満体形でした。肥満は着床障害をおこすので、まずは内臓脂肪を減らすために体重を10キロ落としてもらいました。

中医学でいえば、気虚痰湿タイプ。つまり、体を温める力、ホルモン分泌を一定に保つ力が弱い気虚と、体の中に不要なものが溜まってしまい必要なものが届きにくくなる痰湿の両方を持ち合わせているのです。ですから気を補って血行をよくして補腎を行うことと、痰湿をよくするために糖質制限をしながら食物繊維を多く摂って体重を落としてもらいました。

補腎と活血法も行いました。補腎とはホルモンの分泌を安定させることです。活血法とは漢方と鍼で子宮や卵巣の血流を上げる方法です。漢方は血液の粘度を下げ、鍼は血流を集める効果があります。補腎と活血法の二つで着床できるようにもっていきました。その間も人工授精は行っていましたが、なかなか結果はでなかった。そうこうしているうちに治療から6か月目になり、Eさんは「そろそろいい卵ができているのではないか」と期待をしながら、久しぶりに体外受精をしたら、みごとに着床したのです。妊娠中も太らないように月に一度来店し、順調に赤ちゃんも育っていきました。

漢方はその人をベストコンディションにもっていき、本来の体の力を発揮できるようにする薬です。ですから不妊で悩んでいる人が妊娠できるのはもちろんですが、太り過ぎの人はダイエットもできるし、痩せすぎの人は適正体重になることも可能なのです。ここが西洋医学と違う点で、漢方は全体の健康レベルをあげるという利点があります。




中医学の素晴らしさ



皆さんは中医学をご存知ですか?
漢方薬や鍼灸治療・薬膳・気功など様々なコンテンツがありますね。特に治療に関わる場合、漢方薬と鍼灸のことを指します。日本では別々に治療するケースが多いのですが、本来の治療では組み合わせることがとても重要です。
1+1は2ではありません。中医学では漢方薬と鍼灸治療の組み合わせることで、とても素晴らしい効果を発揮しています。
漢方薬は患部に届いて初めて効果が出ます。だから、弱った臓器の血流を鍼灸で回復させる。
ぜひ、あなたに合った組み合わせ方法を中医学の誠心堂へご相談ください。








株式会社誠心堂薬局代表取締役 西野 裕一先生

株式会社誠心堂薬局代表取締役。 薬剤師・鍼灸師。北里大学薬学部卒。東京医療福祉専門学校鍼灸科卒。中国漢方普及協会会長。日本中医学会評議員。漢方・鍼灸をはじめとする中医学の有用性を啓発・普及させる活動に尽力。著書多数。

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