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質問者: きらきら星さん(40歳) |
私は約20年間、保育士として働いてきました。子ども達が大好きで、精いっぱい仕事に打ち込んできました。
34歳で結婚。しかし、なかなか子どもが出来ず、私が右の卵管が狭いのと夫の精子がやや少ないのが原因らしいと分かり、不妊治療を始めたのが3年前。
AIHから顕微受精までステップアップし、心も体も疲れ果てて、夫婦で相談して私は退職しました。
そして2年前、ようやく受精卵が一つ胚盤胞まで育ってくれ、移植を待って体調を整えていた時期に…
夫の不倫が発覚しました。
夫のいる女性と、その子ども達を連れて不倫旅行に行っていたのです。偶然それを知り、激しいショックを受け、傷付き、自殺を考えるほど苦しみました。
その半年前に、一度流産していた私は、精神的に不安定でした。その事が夫を苦しめていたのかもしれません。夫には素直に気持ちを伝えていたし、共感して欲しかったのです。
それでも、保育士として、流産後の療養から復帰した初日から、涙をこらえながら赤ちゃんのお世話をしました。なぜ私の子供は生まれなかったのか？と苦しみながらも、仕事場では明るく振る舞いました。
でも、夫が相手の女性の子ども達を可愛がっていた事を知り、心が粉々に砕けるような、私の全てを否定されたような気持ちになりました。
その後私達夫婦は離婚…やっと育ってくれた胚盤胞の受精卵は廃棄する事になりました。
廃棄…この言葉がどれだけ私を苦しめたでしょう。
待ち続けた命。生まれてくれたかもしれない命。それを諦め、いわば親が子を殺すような残酷な選択。
流産して天使になった子どもと、卵の子ども、その命を考えると今も苦しくて涙が出てきます。
離婚したら諦めなければならないという現実に打ちのめされました。ごめんなさい、会いたかった、あなた達の事は一生忘れない、そう思って今も過ごしています。
時は流れ、自立を目指して再度保育士の職を見つけ、同い年の恋人もでき、再婚の話も出てきました。幸せを感じられるようにもなりました。
彼には離婚や不妊治療の事もすべて話しました。できる事なら子どもは欲しいけれど、無理せず夫婦だけでも良いと言ってくれています。
就職して1年目である事、年齢がさらに進んだ事、経済的な問題を考えると、子どもの事は無理しなくていいかな…と思っていました。神様に任せようと。
でも…。やはり気持ちの波があって。街中で親子連れを見た時。妊婦さんや小さな子供を連れたママたちのおしゃべりを聞いた時。不意に涙が溢れてしまうのです。
保育士である以上、妊婦さんや親子と向き合う覚悟はしているはずなのに、プライベートな時間では気が緩むのでしょう。
彼の事を大切に思えば思うほど、赤ちゃんが欲しいとまた強く思うようにもなりました。
でも、あの辛い不妊治療はもうしたくない！不妊治療と聞くだけで、元夫の不貞や、罵り合いのケンカや、離婚のストレス、子供たちの事を思い出してしまい、より一層辛くなるのです。
相手が変われば子どもがすぐ出来るよ、という人もいます。そうならいいけれど…そうだとしても…受精卵を廃棄した自分が後ろめたくて、そんな私は母親に不適格なのではとさえ思いつめてしまう事もあります。
それでも。やっぱり、お母さんになりたい。
就職も大切ではあるけれど、お母さんには今しかなれないのだ…そう思うと、今自分はどうすべきか悩んでしまいます。彼とは結婚前提でもうすぐ同居を始めます。子どもの事を優先すればすぐにでも妊活をすべきなんでしょうけど…。
離婚した時に、正直ホッとした部分もあるんです。妊活を始めたらまた、期待しては裏切られて落ち込むのか…と、それが怖いのです。
苦労してやっと決まった就職を棒にふるのも怖いです。40歳…いろいろな意味で難しい時期だと感じてます。
何かアドバイスなどあればいただけたら嬉しいです。
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