亀田IVFクリニック幕張

千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目3番地 D棟3階
不妊治療

亀田IVFクリニック幕張

千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目3番地 D棟3階

一般不妊治療・高度生殖治療(ART)・男性不妊治療を専門とし、なかなか子供を授からないカップルの皆様の一助となれるよう全力を尽くします。

土曜も診療完全予約制駅近手術対応一般不妊治療高度生殖医療カウンセリング男性不妊

診療科

不妊治療

基本診療時間

診療時間
9:30~12:30
14:00~17:30 -

【外来受付時間】
月曜日~金曜日 8:30~16:30(祝日、年末年始を除く)
土曜日 8:00~15:30

※土曜の午前 男性不妊外来あり(精液検査の方は平日でも受診できます。)

休診日

水曜午後、日曜日、祝日、年末年始

住所・連絡先

不妊治療をお考えの方へ

これから不妊治療をはじめようと検討しておられる皆様は、どんな治療をするのか、お金はどれくらいかかるのか・・・等、不安も多く、なかなか治療までの一歩が踏み出せない方も多いのではないかと思います。

不妊治療自体が初めての方、他院で一般不妊治療の経験がありと高度医療生殖を希望される方、また、すでに体外受精・顕微授精を何度かされてきた方など、様々なニーズにお応えいたします。

また、当院では定期的な説明会の開催、各種カウンセリングを実施しております。 皆様に少しでも心地よくお越しいただけるよう最良の環境で、高い医療技術をご提供できるようスタッフ一同、努めてまいります。

不妊症の原因

不妊症といっても原因は様々です。 一般的な不妊検査によって明らかになる「原因」は限られており、たとえば受精障害のように体外受精を行って初めて明らかになる原因も少なくありません。 SART(米国ART協会)によると、米国で体外受精を2011年に行った方の原因は、45%が女性側、18%が男性女性共にあり、17%が男性側、12%が原因不明、8%がその他の要因とされています(その他の要因は男女因子共にあります。)。 一般的な不妊検査によって明らかになる「原因」は限られており、体外受精を行って初めて明らかになる原因も少なくありません。

※ あくまでも「体外受精を行った方」のデータであり、一般不妊治療を行っている方での原因別頻度とは異なりますのでご注意ください。

≪女性因子≫
排卵因子 10−15%
(卵子が育たない。育ったとしても卵巣から排卵することができない)
卵管・腹腔因子 30−40%
(卵管が狭くなる、詰まってしまうなどのトラブルが起こり、卵子と精子が出会えない)
子宮因子(頸管因子を含む) 10%
(受精したとしても受精卵がうまく着床できなかったり、着床しても流産してしまうことがある。頸管の問題により精子が子宮膣内に到達できない)
原因不明 10-25%

≪男性因子≫
造精機能障害 23%
(精子が作られない、作られたとしても受精に向けてスムーズにうごくことができない、もしくは数が少ない等)
精路通過障害 14%
(精巣静脈が逆流を起こして 拡張した状態(精索静脈瘤)など、精子の通り道に問題がある)
性機能障害(勃起障害・射精障害) 3%
(満足な性行為を行うのに十分な勃起が得られないか、または維持できない。射精時に内尿道口が閉鎖せず膀胱内に精液が逆流したり、勃起に問題はなくマスターベーションでは射精可能であるが、膣刺激による膣内射精ができない等)

不妊症の原因の多くは、複数の原因が、複雑に絡み合っています。 また、原因として年齢も関係しており、年齢を重ねる事により妊娠率は徐々に低下していきます。 女性の年齢が30歳代半ば以降の方や、月経不順、無月経、子宮内膜症、子宮筋腫等がある場合は、特に不妊期間に関わらず早めに受診されることをお勧めいたします。

男性不妊とは

卵子と精子が出会い受精することで、生命が誕生します。
そのためには、勃起して十分量の運動精子がパートナーの体内で射精されることが必要です。男性不妊症とは、この過程に問題を認める状態のことを示します。
不妊症の原因はほとんどが女性にあるような認識でいる方も未だに少なくないと思いますが、実際には約半数が男性側にも原因があるといわれています。

≪精子の問題≫
男性不妊症の9割以上が造精機能の問題が原因であるとされています。精液所見によって精子の数が減っている乏精子症、運動性が悪い精子無力症、さらに重くなると精子が全くいない無精子症に分類されます。精子の問題の原因として最も多いのが精索静脈瘤ですが、大半は原因不明です。無精子症であっても、後述する精巣内精子回収術(TESE)などの治療法があります。 当院でもこの治療をおこない分娩にいたった患者様もいらっしゃいます。

≪性機能の問題≫
勃起の問題(ED)、射精の問題に分類されます。性文化の多様化や晩婚化、そして不妊治療自体の心理的負担(排卵日に失敗できないというプレッシャーなど)から性機能の問題も最近では増えつつあります。これらに関しては薬物療法をまず行いますが、うまくいかない場合には人工授精などを考慮する必要があります。
 

男性不妊症も女性の治療と同様、問診後に精液検査やホルモン採血、精巣超音波検査などを行い、不妊の原因を特定し、治療を行っていきます。男性不妊の専門的な治療は泌尿器科の医師が担当します。

このクリニックに所属する先生やスタッフの皆様のご紹介です。ジネコが取材し、お話を1つ1つお伺いさせていただきました。

川井 清考 院長プロフィール

丁寧な方針決定・希望をもてる医療を提供するよう心がけます。

川井 清考 院長略歴
【認定資格】
医学博士
日本産婦人科学会専門医・指導医
日本生殖医学会専門医

【所属学会】
日本産科婦人科学会
日本生殖医学会
日本受精着床学会
日本人類遺伝学会
日本がん・生殖医療学会
日本IVF学会

【経歴】
2006年 旭川医科大学医学部 卒業
2006年 春日部秀和病院
2008年 東京医科歯科大学附属病院/土浦協同病院
2010年 4月 亀田総合病院 産婦人科医師として着任
2014年12月 亀田総合病院 不妊生殖科部長・不妊生殖センター長 兼務
2019年 4月 亀田IVFクリニック幕張 院長・亀田総合病院 生殖医療事業管理部 部長 兼務 東京医科歯科大学 非常勤講師
このクリニックに所属する先生やスタッフの皆様のご紹介です。ジネコが取材し、お話を1つ1つお伺いさせていただきました。

遺伝カウンセリングとは

遺伝カウンセリングでは、染色体や遺伝子について、または病気が遺伝するかなど、遺伝にまつわるご相談をお受けしております。
不安や疑問に思われていることについて、状況を整理し、適切な情報をわかりやすくご説明することで、抱えている不安や疑問が軽減する場合もあります。

◇このようなご相談をお受けしています◇
主な相談内容には以下のようなものがあります。
・体外受精による赤ちゃんへの影響はないの?
・流産した赤ちゃんに起きた染色体異常ってどういうこと?
・どうして流産してしまったのだろう…。また流産してしまう可能性は?
・流産を繰り返しているけれど、私たち夫婦に何か問題があるの?
・今後の治療のためには夫婦の染色体検査を受けた方がいいの?
・染色体検査を受けるか決める前に、どんなことがわかるのか詳しい話を聞きたい。
・高齢妊娠による赤ちゃんへの影響が心配…。
・妊娠したら、赤ちゃんに病気があるか調べる検査を受けた方がいいの?
・私や家族の病気は子どもにも遺伝するのか心配…。
・検査について、家族との間で意見が合わなくて困っている…。

上記のような漠然とした不安や疑問は、ご自分でインターネットなどを利用し調べても、多くの情報に振り回されてしまい、かえって不安が強くなることがあります。さらにはそれらについて夫婦や家族の間で生じる悩みは、周囲に相談しづらく、苦しい思いを抱え込んでいる方も少なくありません。

遺伝カウンセリングでご自分の考えや思いを言葉にすることで、抱えている不安や悩みが整理され明確になり、自分の不安の本質に気付かれることや、夫婦だけでは話しづらいことも、第三者であるカウンセラーに向かって話すことで、お互いを理解するきっかけになることもあります。その上で、お一人おひとりが自分らしい意思決定をできるようお手伝い致します。

当院での遺伝カウンセリング

当院の遺伝カウンセリングは、プライバシーの守られた個室で、ゆっくりご相談していただくことが可能で、内容やご希望によっては、回数を重ねることも可能です。

また、遺伝カウンセリングは専門の教育を受けた臨床遺伝専門医または認定遺伝カウンセラーが担当しますが、心理的要素の強い不安であれば、臨床心理士の生殖心理カウンセリングをご紹介したり、医師・看護師・助産師・胚培養士など関連職種との連携、他機関などへの紹介も行います。

治療を始めるとき、ステップアップを考えるとき、妊娠が成立したとき…。不妊治療におけるさまざまな場面で、感じる不安や疑問、もやもやした気持ちなど、どんな小さなことでも、お気軽にご相談下さい。ご夫婦/カップルで、またはお一人やご家族と一緒でもご利用いただけます。

がん・生殖医療(妊孕能温存)とは

『若年がん患者さまや自己免疫性疾患の患者さまが、治療開始前に考えておかなければいけない事』
患者さまはがんや免疫性疾患と告げられ、「ショックで何も考えられない」「これからの治療や生活の事が心配でたまらない」という状態でいらっしゃると思います。
これから先の心配があり、頭がいっぱいで、将来の子供の事や生活、人生について考える余裕はないかもしれません。しかし、がん治療により将来、子供を持つことが難しくなる可能性があるため、治療前に『将来の自分の子供を持つ事』について考えておく必要があるのです。

●がんになっても、子供を持つ(産み育てる)ことができるの?
近年の医療の進歩により、がんを克服とその後に子供を産み育てる事が両立できる事があります。すべての方の希望が叶うというわけではありませんが、がん治療前に将来の自分の子供について考えておく事は、あなたの人生にとって大事な事だと考えています。

●どうして、がん治療によって、子供が持ちにくくなるの?
がん治療で行う手術、化学療法、放射線療法によって、妊孕能(にんようのう・妊娠する能力)が低下する可能性があります。

●がん・生殖医療ってどんな事をするの?
がん治療後に子供を授かる可能性を残すために、がん治療の開始前に、生殖医療技術を使って、妊孕能の温存を試みることをがん・生殖医療と呼んでいます。

※生殖保存とは・・・男性なら精子凍結。女性であれば、未受精卵(卵子)凍結、受精卵(胚)凍結、卵巣組織凍結という方法があります。

≪女性の場合≫
がん治療で使われる抗癌剤のいくつかは、卵巣へダメージを与えることが知られています。卵巣への影響は、あなたの年齢、卵巣機能の状態、使われる抗癌剤の種類や投与量によって異なります。卵巣機能は個人差が大きいことから、がん治療後に月経が再開するかは予測困難です。

≪男性の場合≫
悪性リンパ腫、白血病などの悪性腫瘍の化学療法や放射線治療に伴う副作用によって、精子を作る機能の低下が予想されます。精巣腫瘍で精巣を摘出しなくてはいけない場合、直腸癌等の手術で勃起障害がおこる可能性があります。抗がん剤の使用後には、精子数の減少や、無精子症になることもあります。ただ、その期間には個人差があり、永続的なものから、回復までに数年かかるなど様々であるため予測はできません。

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