いわい薬局 ジネコ取材済
いわい薬局
埼玉県さいたま市中央区上落合4-8-2
さいたまの漢方、いわい薬局では、不妊症周期調節法を始めとする不妊症漢方相談を承っております。
できるだけ自然妊娠を目指して、また高度医療による不妊治療に取り組まれている場合には、お客様のお考えに沿うかたちでの漢方をご提案しております。
夫婦そろって健康な状態で子宝を!いわい薬局は、豊富な経験と実績で皆さまのお手伝いをいたします。
皆様のより良い生活のために私たちができることを5つ、お約束します。
1. 真のトータルケア
お体のお悩みだけでなく、食養生を含めた生活面とお客様のお気持ちの辛さをを少しでも軽減いただけるよう“真剣”にサポートいたします。
2. こだわりの商品
自然の恵みにこだわって、安全で品質の確かなものをお客様の症状、体質に合わせて、“まじめに”お選びします。お勧めするものは自らあるいは家族で試し、効果を確認したものを提供します。
3. 24時間体制
閉店後、または休日には、お電話は携帯電話に転送されますので、いつでも電話でのご相談を受け付けております。
4. 最新の情報を提供
定期的に情報誌をお届けし、最新の情報と店主の意見などをお伝えしていきます。
5. 知識と技術の修得
薬剤師.食養士としての資質を活かし、新しい知識の習得、美容技術の向上を心がけ、より大きな満足をお伝えしていきます。
診療科
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要予約
休診日
日曜、祝日
住所・連絡先
埼玉県さいたま市中央区上落合4-8-2
TEL: 048-858-0870
FAX: 048-858-0970
岩井明 薬剤師プロフィール
岩井明 薬剤師略歴
身体の不調の原因は人それぞれ。いくつかの原因が影響し合って不調が出ていることも多々あります。それを少しずつ、ひとつずつ解消していくことによって、赤ちゃんを迎えるための心と身体の準備をする。いわい薬局は、そう考えて皆様を応援しています。
このクリニックに関連する監修記事、取材内容、ユーザー様からの質問と回答など、ジネコが企画した様々なコンテンツの一覧です。
記事一覧
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子宮筋腫が不妊の原因ではないなら体質改善すれば妊娠が可能なの?
相談者 もりもり さん(36歳) 【不妊の原因:不明・高齢・子宮筋腫】 ○なんだか疲れやすい ○胃腸が弱い ○息ぎれをしやすい ○冷え性である ○月経前になると乳房や下腹部が張る ○ゲップやおならが出やすい ○イライラをため込みやすい ○抜け毛や白髪が多くなってきた ○爪がもろく割れやすい ○めまいや立ちくらみがよくある ○目がかすんだり疲れる ○肩こりや頭痛が慢性的にある ○のぼせやほてりがある ○顔色が青白い ○手足がいつも冷たい ○体が重く、いつもだるい ○口の中がよく粘つく ○いつも眠い 漢方で「血」と「気」を補い流れるようになると元気になって妊娠に一歩近づく 始めにもりもりさんの不安要素のひとつである、「子宮筋腫」についてお話します。すでにご存知かもしれませんが、「子宮筋腫」は妊娠に影響がある場合とない場合があります。 子宮の内側にできる「粘膜下筋腫」や子宮の入り口付近にできる「頸部筋腫」また、「筋層内筋腫」でもかなり大きい筋腫であれば妊娠に影響しますが、それ以外は影響ない場合が多いのです。 出産を経験された女性の多くの方に筋腫は見られますし、医師から筋腫が原因ではないと言われているのですから、心配はないでしょう。 「気」・「血」・「津液(体液)」のバランスが少し乱れるとさまざまな症状がでる 次にもりもりさんが気にしているいろいろな症状についてお話しします。漢方では女性のこのような症状を改善するのが、得意分野だといえます。東洋医学で考える「気」・「血」・「津液(体液)」のバランスが少し乱れると、もりもりさんのようなさまざまな症状がでます。 私たちの体は食べた物からできています。食事を摂る時間や生活習慣を見直して、早寝・早起きを遵守しましょう。また、ストレスはホルモンバランスを崩すきっかけになりますから気分転換を上手にしましょう。 「女性は血をもって本となす」という言葉がありますが、女性の健康には「血」がとても大切です。もりもりさんはその「血」の不足、「気」の不足があり、さらに「血」と「気」がめぐっていない状態にあると考えられます。 体の状態に合った漢方薬を選んでもらうために漢方の専門家に相談を 「血」と「気」を補って「血」や「気」を流すようにすると元気になって妊娠に一歩近づくことと思います。 ただ、胃腸が弱いようですから、漢方薬の選薬には気を使わなければなりません。胃の働きを整えながら元気になる胃の漢方薬「健胃顆粒(けんいかりゅう)、香砂六君子湯(こうしゃりっくんしとう)」、血を補いながら血のめぐりを良くする「きゅう帰調血飲第一加減(きゅうきちょうけついんだいいちかげん)」、またストレスを和らげる「逍遥散(しょうようさん)」や「四逆散(しぎゃくさん)」などの服用をおすすめします。 いずれにしても、もりもりさんの体の状態に合った漢方薬を選んでもらうために、漢方の専門家に相談してもらうのがいいと思います。 岩井 明先生 35年続く相談専門の薬局店主。国際中医専門員。不妊カウンセラー。中国研修中に2名の方から妊娠報告を受けたことをきっかけに、不妊相談をライフワークと定め、西洋医学と東洋医学に精通し、1年間に100人を超える新しい生命の誕生をお手伝いしている。 相談者 もりもり さん(36歳) 【不妊の原因:不明・高齢・子宮筋腫】 ○なんだか疲れやすい ○胃腸が弱い ○息ぎれをしやすい ○冷え性である ○月経前になると乳房や下腹部が張る ○ゲップやおならが出やすい ○イライラをため込みやすい ○抜け毛や白髪が多くなってきた ○爪がもろく割れやすい ○めまいや立ちくらみがよくある ○目がかすんだり疲れる ○肩こりや頭痛が慢性的にある ○のぼせやほてりがある ○顔色が青白い ○手足がいつも冷たい ○体が重く、いつもだるい ○口の中がよく粘つく ○いつも眠い 漢方で「血」と「気」を補い流れるようになると元気になって妊娠に一歩近づく 始めにもりもりさんの不安要素のひとつである、「子宮筋腫」についてお話します。すでにご存知かもしれませんが、「子宮筋腫」は妊娠に影響がある場合とない場合があります。 子宮の内側にできる「粘膜下筋腫」や子宮の入り口付近にできる「頸部筋腫」また、「筋層内筋腫」でもかなり大きい筋腫であれば妊娠に影響しますが、それ以外は影響ない場合が多いのです。 出産を経験された女性の多くの方に筋腫は見られますし、医師から筋腫が原因ではないと言われているのですから、心配はないでしょう。 「気」・「血」・「津液(体液)」のバランスが少し乱れるとさまざまな症状がでる 次にもりもりさんが気にしているいろいろな症状についてお話しします。漢方では女性のこのような症状を改善するのが、得意分野だといえます。東洋医学で考える「気」・「血」・「津液(体液)」のバランスが少し乱れると、もりもりさんのようなさまざまな症状がでます。 私たちの体は食べた物からできています。食事を摂る時間や生活習慣を見直して、早寝・早起きを遵守しましょう。また、ストレスはホルモンバランスを崩すきっかけになりますから気分転換を上手にしましょう。 「女性は血をもって本となす」という言葉がありますが、女性の健康には「血」がとても大切です。もりもりさんはその「血」の不足、「気」の不足があり、さらに「血」と「気」がめぐっていない状態にあると考えられます。 体の状態に合った漢方薬を選んでもらうために漢方の専門家に相談を 「血」と「気」を補って「血」や「気」を流すようにすると元気になって妊娠に一歩近づくことと思います。 ただ、胃腸が弱いようですから、漢方薬の選薬には気を使わなければなりません。胃の働きを整えながら元気になる胃の漢方薬「健胃顆粒(けんいかりゅう)、香砂六君子湯(こうしゃりっくんしとう)」、血を補いながら血のめぐりを良くする「きゅう帰調血飲第一加減(きゅうきちょうけついんだいいちかげん)」、またストレスを和らげる「逍遥散(しょうようさん)」や「四逆散(しぎゃくさん)」などの服用をおすすめします。 いずれにしても、もりもりさんの体の状態に合った漢方薬を選んでもらうために、漢方の専門家に相談してもらうのがいいと思います。 岩井 明先生 35年続く相談専門の薬局店主。国際中医専門員。不妊カウンセラー。中国研修中に2名の方から妊娠報告を受けたことをきっかけに、不妊相談をライフワークと定め、西洋医学と東洋医学に精通し、1年間に100人を超える新しい生命の誕生をお手伝いしている。
2015.1.26
コラム 漢方・鍼灸
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体質改善アドバイス
JINEKO事務局さん(14歳)アンケートにてお寄せ頂いたご相談について、ジネコが先生に聞いてきました。 【あるさん(33歳)】 気になる症状から体質改善のアドバイスをお願いします。 気になる主な症状 ・高温期の上昇が遅い ・排卵期の体温の上昇が緩やか ・低温期から高温期への移行に時間がかかる(階段式の上昇) ・月経が始まっても体温がなかなか下がらない ・レバー状の塊や、粘膜のような塊が混じり、塊がでると月経痛が軽減する ・月経前はイライラしやすく、怒りっぽい。落ち込みやすい ・今までに排卵誘発剤などホルモン療法を行っていた ・稽留流産したことがある 岩井明 先生 (いわい薬局) 当店での子宝相談の方は、2週間~1ヶ月の周期で来店いただき、体調をお聞きしながら、その方に合った漢方薬やサプリメントをご紹介します。また、必要であれば食事や生活習慣のご指導、体操のご紹介などもいたします。その方その方に合わせて、必要だと思われることはその都度ご紹介しているのです。そのために、当店には様々な資格を持った専門家が居ます。薬剤師、国際中医師(国際中医専門員)、不妊カウンセラー(日本不妊カウセリング学会認定)、子宝カウンセラー、食養士、心理カウンセラー等々…。特に、漢方薬については中国本土に研修にも行っています。南京中医薬大学の夏 桂成先生(子宝漢方の第一人者)の下で学び、また、日本における日進月歩の不妊治療の現状もしっかりと学ぶことで、皆様のお役に立てるよう、日々努力しています。 身体の不調の原因は人それぞれ。いくつかの原因が影響し合って不調が出ていることも多々あります。それを少しずつ、ひとつずつ解消していくことによって、赤ちゃんを迎えるための心と身体の準備をする。いわい薬局は、そう考えて皆様を応援しています。 ≫ いわい薬局あるさんには、漢方的に3つの症状があるようです。 まずは瘀血と呼ばれる、血流が悪い状態。瘀血のある方は、排卵期の体温上昇や月経開始後の体温下降が緩やかで、なかなか理想の基礎体温のグラフに近づかない場合があります。 また、月経時にレバー状の塊があることから、瘀血による冷えが子宮にあることもうかがえます。 過去に誘発剤などのホルモン療法を行ったことのある方は瘀血の症状が出やすいので、冠元顆粒や桂枝茯苓丸などの漢方薬で血のめぐりを良くすることが大切です。 血のめぐりを良くすると、着床に大切な内膜が新鮮な血液で満たされ、赤ちゃんにとってとても居心地が良くなります。 赤ちゃんをより良い状態でお腹に迎えるためにも、瘀血の改善が必要だと思われます。 前に触れましたが、瘀血があると冷えが生じ、冷えが生じると瘀血が悪化します。 あるさんの場合、とくに子宮周りの冷えが気になりますので、涼しくなってきたら腹巻をしたり、下腹に湯たんぽを当てるなどして温めるのもいいですね。 2つ目は肝鬱の症状。月経前などにイライラしやすく、気分の浮き沈みが激しくなる、いわゆるPMSの症状です。 気分が安定すると体調も安定しやすいですし、何より、いつもハッピーな気分でいたいですよね。 今までの経験上、ハッピーな日が多い人ほど妊娠力が上がる傾向にあるように思います。 イライラを感じたら休憩をし、ジャスミン茶やハーブティなど芳香のあるお茶でイライラを発散しましょう。 逍遙丸(しょうようがん)などの漢方薬を併用するのもおすすめです。 3つ目は、高プロラクチンの疑いです。医師から言われない平均範囲内でも、高い数値かもしれません。 というのも、低温期から高温期への移行が階段式に緩やかだったり、稽留流産の経験がある方は、プロラクチンの数値が高いことが多いのです。 また、プロラクチンが高めの方はイライラしやすいようなので、肝鬱の症状にもプロラクチンが関係していると考えられます。 炒麦芽(いりばくが)などの漢方薬で、プロラクチンの値を安定化させるといいと思います。
2014.4.7
専門医Q&A 漢方・鍼灸