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女性の社会進出とバイオリズム PMSのコントロールとは?

インタビュー 女性の健康

女性の社会進出とバイオリズム PMSのコントロールとは?

2017Webコラム

2017.7.11

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女性の社会進出とバイオリズム PMSのコントロールとは?


2017/7/11 楯 信太郎 先生(たてレディスクリニック)




毎日働いて、家事をして、育児をして、体の不調を感じても立ち止まるひまもない……。現代社会を生きる女性にかかる負担は増えています。月経にともなう不調・PMSを上手にコントロールし、快適な毎日を過ごす秘訣をたてレディスクリニック・楯 信太郎先生に伺いました。

 





PMSの軽減は働く女性の大きな課題


女性が働くのが当然となりつつある現代社会。生理がある女性の半数以上が経験しているというPMS(月経前症候群)の軽減は、働く女性たちの大きな課題です。もちろんその後に控える生理痛にも悩ませられますね。

PMSとは、生理の1週間前あたりから、頭痛やめまい、便秘、下痢、イライラ、うつ症状など、体と心にさまざまな不調が起こる現象。男性は無縁で理解しがたいことです。原因は、生理前の黄体ホルモンの急激な分泌だといわれていますが、まだ不明な点が多いのも事実。直接的なPMSの治療はなかなか難しいといえます。

 



最新の連続服用可能な月経痛・内膜症治療剤が救世主!?


PMS対策のファーストチョイスは、ピル(経口避妊薬)の服用です。欧米では多くの女性がピルの服用でPMSを軽減し、社会進出を果たしています。月経に関係する女性の不利を軽減することがいかに重要かがわかります。

日本では、2017年4月に「ヤーズフレックス」という、最長120日までの連続服用が可能なホルモン製剤(ピルとほぼ同様効果の月経痛治療剤)が国内で初めて認可されました。120日以内であれば自由に月経周期をコントロールできるため、働き方に応じて服用し、PMSともうまく付き合っていくことが可能です。

 



ピルor漢方薬、どちらをチョイス?


しかし、ピルは薬ですからデメリット(副作用)もあります。

まずメリットは即効性があること。1周期目からある程度の効果を実感できる上、生理痛や月経困難症などのトラブルの改善にも役立ちます。
デメリット(副作用)には個人差はありますが、吐き気や食欲増進による体重増加、さらに血が固まりやすくなって深部静脈血栓症という病気を引き起こす場合も極まれにあります。そのため、40歳以上や1日15本以上の喫煙習慣がある人、肥満傾向の人はハイリスクなのでピルの使用はできません。そうでなければ、副作用を理解し医師の管理下での服用なら安心して服用できます。

また、漢方薬という選択肢もあります。むくみやすく、めまいなどを伴い疲れやすい方は「当帰芍薬散」、イライラや精神症状が強い方は「加味逍遙散」、肩こりやのぼせがひどい方は「桂枝茯苓丸」など、漢方薬はその人の症状や体質に合わせた処方が可能です。ただし、最低でも2~3か月は服用して様子をみる必要があります。徐々に効果が感じられるお薬です。

 



相談できる、かかりつけ医を見つけよう


ピルにしても漢方薬にしても、安心・安全に服用するためには、PMSについてよく理解している産婦人科医に相談することが肝心です。特に、副作用などのリスクをきちんと説明し、定期的に体重計測や血液検査なども行ってくれるかかりつけ医を持てば、なお安心です。

また、薬の服用と同時におすすめしたいのが、周囲への理解を求めるアクション。職場などで思い切って"PMSカミウングアウト"をしてみましょう。不要な我慢やストレスが減り、さらに快適に働ける環境づくりに繋がります。

 



お話を伺った先生のご紹介





楯 信太郎(たてレディスクリニック・医療法人聖信会理事長)


昭和大学医学部卒業後、刈谷総合病院、名城病院、名古屋大学従属病院助手、守山市民病院産婦人科副部長を経て、1999年に開業。女性特有の月経の悩みに特化した治療をはじめ、更年期前後の治療やメディカルエステなど、女性が内からも外からも元気になる医療を提供する。


たてレディスクリニック


 





 


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