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均衡型相互転座の妊娠について

2017.3.2 05:14    0 9

質問者: ラブさん(31歳)

私は均衡型相互転座です。
結婚して半年で妊娠。14週目で稽留流産。陣痛を起こして出産しました。
その1年後妊娠し、先日7週目で完全流産しました。
1度目の流産後に遺伝子の検査をし、私の転座がわかりました。
2度目の妊娠の時に、産婦人科の先生に転座である事は伝えました。
そこで色々と知りたい事があるけれど誰に聞けばいいのか分からず調べている時にこのサイトに辿り着きました。
・そもそも転座は不妊になるのか
・不妊専門の病院に行って妊娠する為に何か対策が得られるのか
・福岡県久留米市付近、又は通える範囲でおすすめの病院を教えて欲しい
・他にした方がいい検査は何か
転座の情報は凄く少なく、どう妊活したらいいのか、誰に聞けば詳しく答えてくれるのかわからないのでとても悩んでいます。
少しでも情報が欲しいので、宜しくお願いします。

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回答一覧

新横浜にある不育症の専門病院の不育症学級という勉強会(?)での聞きかじりなので、間違っている点はお許しください。

遺伝子に転座があると確率的には8回の妊娠で1度無事に出産に至れるそうです。

逆を返せば相当な流産を繰り返してしまう場合も有るということだと思います。

できる事は、流産を覚悟して妊娠を繰り返すか、着床前診断をすることだと思います。

日本婦人科学会は基本的に受精卵の着床前診断を現時点では禁止していますが、転座のある患者さんに対しては審査の上この着床前診断を認めています。

着床前診断とは、体外受精を行い染色体の正常な受精卵を選別し子宮内に戻すということです。

ただ、国内にはこの着床前診断を婦人科学会に反して、一般の患者さんにしてくれる病院も数病院有ります。

転座だからといって不妊ではないと思いますが、不育症になるのでしょうか。

体外受精をおこなっている不妊治療専門の病院や大学病院、不育症をみてくれる大学病院などで相談してみるのがいいかと思います。

お住まい近くの病院に関しては分からないのですみません。
でも、九州には不妊で全国的に有名な病院も有りますよね。

何か参考になれば良いのですが、数年前の知識なので、現在は違ったりも有るかもしれません。お許しください。



2017.3.2 20:07 1

とまと(43歳)

私の知る限りの知識で失礼します。

転座ですと、確か8回に1度という確率でしか出産にいたることができません。その殆どは途中染色体異常により流産してしまいます。

私は7週で心拍確認後に流産したことがあり、医師からは今回はたまたまだからと言われましたが、もうあの辛い流産手術を二度と経験したくないと思い、私の強い希望で染色体の検査をしました。
結果私達夫婦には転座は見つからなかったのでそのまま治療を進め、無事出産に至りましたが、検査を受ける際医師から説明があり、もし夫婦どちらかに転座が見つかった場合には着床前診断により選抜された受精卵を移植する方法しかないと聞きました。
私はもう絶対に流産したくないという想いから、もし転座が見つかったら着床前診断を受けると決めていました。

しかし着床前診断はとても長い道のりで、許可が下りるまで短くとも半年、普通に見積もっても1年はかかり、お金も百万円はみておいた方が良いです。それでも必ず成功するとは限らない治療法です。

ちなみに私は北九州のセントマザーで授かり出産しました。こちらの病院は着床前診断をしていますよ。数値や成功率も確か出していたと記憶しています。

2017.3.2 21:21 1

グランピ(33歳)

>とまとさん、グランピさん、お返事有難うございます。

8回に1回の確率で出産までいけるんですね。
遺伝子の検査をした時にカウンセリングも受けましたが、はっきりとした数字は出して頂けませんでした。
妊娠出来れば、50%の確率で出産出来る可能性があるという事くらいしか…
お二人がおっしゃる通り着床前診断のお話も聞きました。費用もそうだし、今すぐ出来る訳ではないことも聞きました。
あとは妊娠が継続出来れば、出産するまでの不安を取り除く為、絨毛検査と羊水検査を受ける事も可能だという事。
出産出来るまで流産を繰り返しても、体は大丈夫なのでしょうか?
どこかで、流産を繰り返すと妊娠すら出来なくなる可能性もあるという記事を見た事があるのですが…
正直、着床前診断が出来る程経済的に余裕があるわけではないので、出来れば自然妊娠を望んでいます。
妊娠が出来る様に今出来る事は何なのか、不妊専門の病院で転座の患者を診てくれるのか。
私に出来る事は、いつ妊娠してもいい様な体づくりしかないのでしょうか?

2017.3.2 22:20 0

ラブ(31歳)

私も均衡型相互転座です。
初期流産が数回続いたので検査したところ、判明しました。
妊娠はするものの転座のせいで流産してしまうケースは、不妊ではなく不育の範囲になると思います。

他の方も書かれているとおり、転座の場合、治療法はなく、対策は、出産に至るまで何度も妊娠するか、着床前診断を実施するかの2点になります。

転座保有者の染色体異常率は非保有者より高く、従い流産率も非常に高くなるのですが、では流産率がどの程度かというと、転座の場所によってかなり異なるようです。
私は自分が何割の確率で正常卵を排卵できるのか分からないという不安を抱えたまま、常に流産に怯え心身共に傷つきながら自然妊娠に挑むよりも、着床前診断にチャレンジする選択をしました。
着床前診断は命の選別だと批判する人もいますが、当事者からすると、命を選別したいという気持ちは全くなく、度重なる流産の苦しみから救って欲しい一心です。
着床前診断をしたからと言って出産できる保証はなく、体への負担及び金銭的な負担も非常に大きいですが、事前にそういった点を十分納得した上でチャレンジに踏み切りました。

着床前診断は日本ではまだ原則禁止されていますが、均衡型転座の保有者且つ流産を2回以上経験されている場合は、産婦人科学会から承認が下りる可能性が高いです。
昔は申請してから承認が下りるまで1年ぐらいかかったそうですが、最近では随分スピードアップしており、私は申請してから4ヶ月ほどで承認が下りました。

その後、3回採卵し、22個の胚盤胞に対し着床前診断を実施し、2個の正常卵を得ました。
統計的には転座保有者の正常卵が得られる確率は17%(大谷レディースクリニックHPより)らしいので、私は平均よりも正常卵を得にくい転座保有者なんだろうと思います。
採卵の回数と着床前診断を実施した胚盤胞の数が多いせいでしょうか、治療費は累計300万以上かかりました。
私が通っていた病院は技術が高くサービスが良い分、高額なことでも知られていましたので、上記金額となりましたが、費用は病院によって本当に違ってきます。

2個得られた正常卵のうち、1個を移植し、現在妊娠8ヶ月になりました。
私は染色体検査をする前に、他の不育症検査も実施しており、第12凝固因子の値が少し悪かったので、念のためバイアスピリンを服用していますが、ここまでの妊娠経過は至って順調です。
せっかく正常卵で妊娠しても、他の不育要因のせいで流産しては非常に残念ですので、着床前診断をしようとしまいと、一通りの不育症検査の実施はおすすめします。

病院について、九州であればセントマザーに行かれるのが一番良いのではないかと思います。
不育にも対応されていますし、着床前診断も実施されています。

以上何かご参考になれば幸いです。
私は自分が転座保有者と知った時は目の前が真っ暗になりました。
でも転座でも、自然妊娠or着床前診断で出産されている方がたくさんいると知り、何とか前向きに治療に取り組んできました。
ラブ様が納得いく妊活をされるよう、お祈りしています。

2017.3.3 00:29 8

ray(34歳)

県内在住の、不育症患者だった者です。

・転座は不妊というより、不育症の大きな原因の1つとされています。

・均衡型転座が原因の不育症は治療法がなく、数多く妊娠して生児(正常核型 またはラブさんと同じ均衡型転座の核型を持つ子)を得る事を目指すことになります。なので不妊専門病院で治療を受けることは、単純に妊娠の機会を増やすという面から有効だと思います。いっぽう妊娠して生児を得られる確率は転座の形によって様々で、それを診断して情報をもらえるのが遺伝カウンセリングです。

・遺伝カウンセリングを受けられそうな病院については、近そうなところで久留米大学病院はいかがでしょうか。均衡型転座を含む染色体異常にも明るいと思われる准教授(臨床遺伝学の専門医)が現在産科にいらっしゃいます。 昨年までは福岡市内の病院におられた、私の主治医だった先生です。

・検査は、できれば不育症の検査を受けた方がよいと思います。せっかく生きて生まれることのできる核型を持った子を妊娠できても、他にも不育症要因が存在したために流産してしまうのはあまりにももったいないと思うからです。検査は上の方がおっしゃっているセントマザーのほか、不育症を扱っている病院であれば県内でもできる病院は割とたくさんあります。

参考になれば…

2017.3.3 03:50 1

うにいくら(40歳)

すみません。治療法がないと書きましたが、転座の場合は上の方々がおっしゃる着床前診断という方法がありましたね。

遺伝カウンセリングで、、着床前診断についての話も聞けるのではないかと思います。

連投失礼しました。

2017.3.3 04:04 1

うにいくら(40歳)

私も転座保因者です。

私の場合は、29歳の時に初期流産が2回、その時の年齢で婦人科学会からの承認は難しいと医師から言われ、神戸の大谷レディースクリニックで着床前診断をして、2人出産しました。正常卵がなかなか取れず治療費は400万程度かかりました。

セントマザーや大谷レディースクリニックは着床前診断をやっているので、とりあえずカウンセリングだけでも受けたら良いと思います。大谷レディースクリニックは着床前診断のことをサイトにも掲載していています。

最初は私もわからないことばかりでした。

遺伝子検査までされて、転座が早くわかってよかったと思います。流産すると内膜も薄くなり癒着もするので、早めに着床前診断をされた方がいいと思いますよ。

2017.3.4 01:29 1

まりこ(39歳)

rayさん、うにいくらさん、まりこさん、お返事有難うございます。
rayさんとまりこさんは転座保因者なんですね。rayさんは現在妊娠中ということで、おめでとうございます。
まりこさんは既に二人のお子さんをご出産しているということで少し希望が持てました。
お二方共着床前診断をされての妊娠ということでかかった費用もやはり高額ですね…

県内で不育症の検査ができそうな病院をいくつか探して電話で問い合わせてみました。不育症単体での検査は受け付けていない所もあり、ちょっと行き詰ってしまいました。
うにいくらさんが仰っていた久留米大学病院はどういった検査をするのか電話では教えられないとの事、何をどこまで検査するのかによって料金もかなり幅広いと言われました。
遺伝子検査をしたのは久留米大学病院だったのでここで遺伝カウンセリングは一度受けてはいますが、私の転座の形で出産までいける確率などは教えて貰っていません。またカウンセリングをして貰ってそういう情報などは教えて頂けるのでしょうか?
今度、大学病院で不育症検査をお願いしようと思います。
何もないことを祈るだけです。
転座で不育症だったらほんと絶望的ですよね…

2017.3.6 18:18 0

ラブ(31歳)

最初は情報も少なく、わからないことばかりで不安ですよね。

さて、転座についてですが、おそらく遺伝子カウンセリングである程度説明があったかと思いますが、単純に相違転座ならば流産率が大きく変わるということはないと思います。(大谷レディースクリニックのサイトの院長先生の文章にも、相違転座の方が一般に受精卵で妊娠、出産までいくのは約17%)と記載があります。

ちなみに、私の場合、着床前診断でトータル40個近く検査に出しましたが、結果的に正常卵を得られたのは4個でした。
こればかりは検査をしてみないとわかりませんし、一回の着床前診断で10個検査して、そのうち3個も正常卵が取れた方もいます。
体調やタイミングにもよるでしょうし、例えば40代過ぎてとなると正常卵を取れる確率も全く違ってくると思います。

また、私は転座もあり不育症の血液検査でもひっかかったので、出産までヘパリンとバイアスピリンは続けていました。
横浜の杉ウィメンズクリニックは不育専門のクリニックで本も出されているので、取り寄せて読んでみるといいかなと思います。

大学病院は研究費や助成金を取っているところは検査費が安かったりしますが、だいたい3万〜10万くらいを考えておけばいいかと思います。不育の検査も色々あるというのは、不育専門の医師がそれを言っているなら疑問をもちますが、大学病院は不育専門の先生がなかなかいらっしゃらないので、対応はするけどはっきりしたことを言わないのがほとんどです。不育専門の先生がいらしたら別ですが、、大学病院以外でも不育専門のクリニックも探せばいくつかあるので、クリニックで検査するのも手ですよ。
先ほど記載した杉先生は不育専門医では第一人者と聞いてますので遠方ですが検査してもらうのも手だと思います。

どうぞ突破口が見えますように。

2017.3.7 03:33 2

まりこ(39歳)

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