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妊娠27週、便秘がひどく痔の症状も…薬の処方が必要?

コラム 妊娠・出産

妊娠27週、便秘がひどく痔の症状も…薬の処方が必要?

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2016.3.11

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妊娠中にトイレ関係のトラブルを経験する妊婦さんは、珍しくありません。排便時に痛みを伴うような、ひどい便秘に悩む妊婦さんからの相談に、看護師さんたちはどのように答えているでしょうか。


 


プレママからの相談:「妊娠中の便秘は、薬を処方してもらうしか方法はないの?」



現在、27週です。妊娠して徐々に便が固くなり、それに伴って便秘をするようになりました。長いと3,4日出ません。こまめに動いて水分をなるべく摂るようにしていますが、頻尿になってつらいので、水分を少しセーブすることもあります。便秘になってから痔になってしまったのか、排便のたびに肛門のあたりが痛くて少し出血することもあります。恥ずかしいですが、先生にいって薬を処方してもらうしかないのでしょうか。(30代・女性)



妊娠中は多くの人が便秘に


便秘に悩む妊婦さんは、たくさんいらっしゃるようです。つらい場合は無理せず、医師への相談をご検討ください。



もともと便通がよくても、妊娠によってホルモンのバランスが乱れ、便秘になる方はたくさんいます。また、便秘になると固い便を無理に押し出そうとして痔になり、排便をするのが苦痛になってしまいます。便秘がつらいようなら、かかりつけの医師に現在の便秘の状況を正直に相談して、薬を処方してもらってもいいでしょう。(一般内科看護師)



肛門の引き締め運動や、馬油を試してみて


外痔核の見分け方と対処法、便のすべりをよくする方法についてアドバイスしてくれました。



肛門を触って、小さいできもののようなものが触れれば外痔核の可能性が高いので、排便の後や入浴時に自分の指で押し込み、そのまま肛門をきゅっと引き締めるようにしてください。肛門を引き締める運動は、普段の生活の中でも心がけて行ってください。(産科・婦人科、消化器科看護師)




排便時に痛みがあるのなら、排便前にベビーオイルや馬油を塗っておくと、便のすべりがよくなります。排便後は洗浄シャワーやお尻拭きシートで肛門を清潔にしてください。医師に話すのが恥ずかしいのでしたら、市販の軟膏や座薬を使ってもかまいません。(産科・婦人科、消化器科看護師)



水分と食物繊維の摂取と運動を心がけて


目安として1日2000mlの水分と、食物繊維の摂取を心がけましょう。運動などの腸の蠕動(ぜんどう)運動を促すのもよいようです。




医師からの制限がなければ、水分を2000mlは摂ってください。バランスのとれた食事で、繊維質、乳製品など多めに摂るようにしてください。おやつには焼き芋やゆでた野菜、バナナ、プルーンなどの果物、ヨーグルトなどがいいでしょう。飲み物では、ゴボウ茶やタンポポ茶がおすすめです。(産科・婦人科、消化器科看護師)




起床時に冷たいミルクや水を摂取してはいかがでしょうか。また、毎朝決まった時間にトイレに行ったり、食物繊維を多く含む野菜やフルーツなど積極的に摂るようにします。豆類や根菜類はお腹にガスがたまる原因になるので、ところてんや、こんにゃく、わかめなどがよいでしょう。雑穀米や玄米を主食にするのも便秘予防になります。適度な運動や入浴で、腸の蠕動運動を促すのもよいです。(一般内科看護師)



便秘がつらければ、医師への相談をご検討ください。自分でできる対策としては、馬油などを利用して排便の痛みを緩和したり、食事や運動で便通を改善するとよいでしょう。



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