HOME > 女性の健康 > その他 > 頸部リンパ管のう腫について
HOME > 女性の健康 > その他 > 頸部リンパ管のう腫について

頸部リンパ管のう腫について

専門医Q&A 女性の健康

頸部リンパ管のう腫について

2013.6.30

あとで読む

クロさん(40歳)

結婚して4年、1年前から体外受精にし3回採卵、4回目の移植で着床しました。主人と大喜びしたのもつかのま、9週目の本来不妊治療外来を卒業のときに、「胎児に胸水があります。総合病院で見てもらってください」と言われました。先生の顔から、笑顔が消えきっと大変な事態になっていると予測できました。
そして、紹介状を持ち総合病院で検診の結果「頸部リンパ管のう腫」と言われました。次回12週目の検診までに、どうするか検討くださいといわれました。
主人と話あい、泣く泣く人工死産を選択する予定でいます。やっと授かった赤ちゃん、さらに心臓は元気にバクバク動いているのにあきらめなくてはいけない辛さはどうしたらよいかわかりません。
今回、移植した卵と同じときに採卵した凍結胚盤胞が5つ残っています。その5つも移植すると、やはり同じような病名がつく胎児異常がおこる可能性があるのでしょうか?


お話を伺った先生のご紹介

藤野祐司 先生 (なかむらレディースクリニック)


1979年
大阪市立大学医学部卒業

1985年
大阪市立大学医学部大学院医学研究科外科系修了
     新千里病院(現済生会千里病院)産婦人科勤務
1988年
大阪市立大学医学部産科婦人科学教室助手

1989~1990年
UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)留学

1993年
大阪市立大学医学部産科婦人科学教室講師

1997年
藤野婦人科クリニック院長・大阪市立大学医学部非常勤講師


医学博士 日本産科婦人科学会専門医
     日本生殖医学会生殖医療指導医

日本産科婦人科学会会員・日本生殖医学会評議員・日本受精着床学会評議員
アメリカ生殖医学会会員・ヨーロッパヒト生殖医学会会員



≫ なかむらレディースクリニック

「頚部リンパ管のう腫」は、時に胎児の染色体異常に伴って認められることが多いとされています。
胎児/絨毛の染色体分析を必要かもしれません。
ところで、残っている凍結卵に染色体異常があるかどうかは不明です。


あとで読む

この記事に関連する記事

この記事に関連する投稿

女性のためのジネコ推薦商品

最新記事一覧

Page
top