採卵方法について、病院のほうから詳しい説明は聞かれていないのでしょうか？
そのほかにもご自身で本などで調べられたりはなさらないのですか？


体外受精は金銭的負担もさることながら、身体に与える影響もはかりしれません。
ネットなどで聞くのも手段の一つかもしれませんが、
出所の確かな情報を、まずはきちんと押さえておいたほうがよいと思いますよ。


そして体外受精に関する書籍などを購入される場合は、なるべく最新刊をお読みくださいね。
薬剤に関しても処理法や治療法に関しても、日々刻々と変わってきています。
ネットで調べられる時も、一箇所だけの情報を鵜呑みにせず、何箇所も確認しましょう。
有名個人クリニックなどのHPでは独自の手法を紹介していたり、最新の情報も載せられていることもあります。


で。ご質問の件ですが、採卵方法には大きく分けて、
点鼻薬を使用する　ＧｎＲＨアゴニスト法　と、セトロタイドという注射を併用するＧｎＲＨアンタゴニスト法があります。


　点鼻の場合、ロング法とショート法があり、
　ロングは採卵周期の前の周期の排卵後から採卵直前までの1ヶ月間点鼻をします。
　ショートは生理開始から採卵直前まで点鼻をします。
　点鼻薬は、採卵前に自然排卵してしまわないようにするものですが、点鼻の場合、抑えるのではなく、自然に分泌されるホルモンを出し切らせてしまいます。
排卵の為のホルモンを枯渇させた状態にしておいて、排卵させない方法なのです。


　セトロタイド注射は、一番大きい卵が16mm前後になったら、他の卵たちの大きさの足並みが揃うまで、誘発注射と並行して打っていきます。
純粋に排卵を抑えるだけで、注射をやめればすぐ効果がなくなる薬です。


　どの方法にも利点、欠点はありますし、人によって合う合わないがあります。
　一般的にロング法が一番卵の数が摂れると言われますが、それは年齢の若い場合が多く、高齢で特にFSHが高めな場合は、ロング法ではまともな卵が育たないといった話もあります。
しかも後者の場合、ロングでホルモンを枯渇させ続けると閉経が早まる可能性もあるそうです。
　セトロタイドの場合は、卵の質を上げる方法として選択されることもありますが、もともと排卵が早い人の場合、注射開始の時期を見誤ると、採卵前に排卵してしまうこともありますし（←その場合採卵中止です）、体質が合わなければ卵が全く取れないといった場合もあります。
　OHSSは、どの採卵方法でもなる可能性はありますが、確率は卵の数に比例するので、なりやすいのはロング法だといわれています。


私は来月初旬に採卵予定です。
10月にショート法で着床に至らず、1周期お休みし、今回はセトロタイドです。
お互い、がんばりましょう！

2007.11.27 15:56 13

アンタゴニストさん、ご親切にありがとうございます。医師からの詳しい説明もあり、いろいろと自分なりに勉強し、大まかなことは理解しています。
が、経験者の方のご意見を聞きたく・・投稿させていただいたのです。

2007.11.28 12:40 11

アンタゴニストさん、ご親切にありがとうございます。そして、とても勉強になりました。お互い、がんばりましょうね。これからももっともっと勉強しないと・・と思いました。医師からの詳しい説明もあり、いろいろと自分なりに勉強し、大まかなことは理解していたつもりなのですが・・・
経験者の方のご意見を聞きたく・・投稿させていただいたのです。
ご親切になりがとうございました。

2007.11.28 12:44 11