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誤診?MRIの精度

2011.12.10 01:02    5 4

質問者: りゅうさん(37歳)

3ヶ月前に婦人科定期健診を受診。
右卵巣が6cmに腫れていた為、MRI検査を受けました。
その婦人科には設備がなかったので、設備のあるクリニックに行って撮影したのですが、診断結果は、両卵巣内膜症性嚢胞でした。
(腺筋症やら、癒着の疑いやら、他のこともわかりましたが・・笑)
結果を持って再度受診した婦人科で手術を勧められましたが、セカンドオピニオンも兼ねて、MRI画像(CD)を持って、不妊クリニックに転院。
「左側は今3cmだけどすぐ大きくなるし、右側こんなに大きいと、排卵しても卵が外に出られないから」
と、ここでも内視鏡での手術を進められたのですが、AMHの値が閉経間近というほど低かったこともあり、どうしても手術には踏み切れず、不妊クリニックでアルコール固定術を受けることにしました。
ところが、術後の診察の時、先生が「右側ね、チョコレートじゃなかったわ。粘液だった」と。

お腹の中は開けてみないと実際のところはわからない、
とはいいますが、MRIの精度ってこんなものなのでしょうか??
ちなみに最初の婦人科で腫瘍マーカーも受けていて、その結果も踏まえてのチョコレート嚢腫との診断でした。
MRIを撮影し、画像診断をした病院の先生。
検査報告書(内膜症性嚢胞と書いてありましたが)・腫瘍マーカー、MRI画像(のコピー)を見た婦人科の先生、不妊クリニックの先生。
三人の先生が見誤った、のでしょうか?

のう腫の中身が血液だろうが、粘液だろうが、不妊治療にはたいした変わりはないのかもしれませんが、病院そのものを信頼できない気がして不安です。

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回答一覧

こんにちは。
ひとまずは、手術、無事に終了されて良かったですね。

MRIの画像診断って、私など素人が考えているほどの精度はないみたいだと、私も感じたことがあります。

私も、数年前に、卵巣を手術しました。

3箇所くらいの病院で、診てもらいました。
いずれも大学病院です。

MRIの診断では、卵巣脳腫という診断は、どの医師も同じでしたが、中身については、チョコ、脂肪、その他、とみなそれぞれでした。
もちろん、腫瘍マーカーなどの血液検査等も一通りた上でのことです。

手術を受け、直後の説明では「脂肪でした」と。

2週間後、病理検査の結果は結局「水」でした。

開けてみなくちゃわからないみたいですね。
(私の場合、開けてもわからなかったのですけど)

ちなみに、手術の際に、子宮筋腫(直径2センチ)もみつかりました。

MRIは1センチきざみで、縦横に撮影しているので、直径2センチなら、理論上はどこかに必ず映っていたはずなのですが。
それも、お腹を開けるまで発覚しなかったのです。

「そんなもの」なのか、主さんや私の場合がたまたまそうだったのかは、わかりませんけれど。
画像での診断ってはっきりしないのかな~って思っています。

ただ、悪性か良性かというのは、画像でも、そこそこの精度で診断がつくようでした。

ちなみに、右の卵巣が腫れているのに「左」って言ってる医師もいました。
それはさすがに間違っただけでしょうけれど。
この医師に手術されたら、関係ない左の卵巣も取られちゃいそう、と思って不安でした(笑)

解決策にならなくてごめんなさい。

私は術後は、少しナーバスになってしまったのですけど。

主さんは、術後、無理なさらずに、ご自愛くださいね。
寒くなりましたので、暖かくしてお過ごしくださいね。

2011.12.10 10:56 19

とも(38歳)

画像診断に関わっています。
結論を先に言いますと、今回の結果でもって、通われている病院に不安をお持ちになる必要はないかとおもいますよ。

卵巣の腫瘍のうち、中身に液体が詰まっているものを嚢胞といいます。中身が、さらさらした水か、ねばねばどろどろした水(粘液)かで、MRIでの見え方が変わってきます。
内膜症性嚢胞は、嚢胞の中に血液成分が貯まっています。典型的な、教科書で見るような血液成分がたくさんたまった内膜症性嚢胞は、いかにも!な色調にうつるので、他の病気を考える必要はほとんどありません。ただ、内膜症性嚢胞でも血液の成分が割と薄い場合や、粘液が非常~に濃い場合はお互いの区別が付きにくい場合があり得ます。さらさらかねばねばか、というのはわかりやすいのですが、何によってねばねばどろどろしているのか(粘液か血液か…粘液は平たく言えばタンパクが含まれている、ということなので…)は、必ずしも正確にわからないことがあるかも。おっしゃるとおり、診療をする上ではその違いが問題になることは少ないと思いますが、ご本人にとっては結果が違うと気になるところかもしれませんね。

あと、経膣エコーは婦人科の先生の得意分野ですが、MRIは、婦人科の先生によっては、画像は見ないで、検査結果の用紙だけ見ている先生もおられますので、3人そろって間違えたとまではいえないかもしれません。それに、チョコか粘液か区別に難しい嚢胞だったのなら、婦人科の先生がご覧になっても違いがわからなかったのかもしれませんし。

子宮筋腫については、2cm程度だと、断面がずれていると、一部しか写りませんので、子宮の状態や筋腫の位置によってはみえにくいのかもしれません。小さい筋腫は経膣エコーの方がわかりやすいでしょう。
また、特にMRIは検査をする病院によって、どのような角度や厚みで撮っているかなど、撮り方に差があるのも事実です。あと、機械が新しいかどうかでも多少変わります。(検査料金は同じなのに…、とつっこみたくはなりますが。)いい病院で、周りの病院より早い時期にMRIの機械を買ってしまい、今はちょっと古くなっている場合もありますからね。

もちろん細心の注意を払って画像を見ていますが、残念ながら正解率は100%ではないのです。。。ご期待に添えなくて申し訳ないです。
りゅうさんのコメントから推測する事ばかりなので、「かも」が多くて歯切れが悪くてすみませんが、参考程度にして頂ければ幸いです。

私も患者として病院に通っていますと、医師の一言で、安心にも不安にもなるもんだなーと、実感してます。日々気をつけていきたいと思っています。

2011.12.13 22:38 12

もも(38歳)

ともさん
お返事ありがとうございました。

先生の口調が「粘液だったなんて想定外」という感じだったので、この病院大丈夫か、今からでも転院した方がいいのかな、などと悶々としていました。
ともさんのお話で、私が無知というか期待過剰だったことがわかって、すっきりしました。


大学病院を複数行ってもはっきりせず、手術を受けてもなお病理検査と違っていたなんて・・。当時はさぞご不安でしたでしょうね。術後ナーバスになってしまったお気持ち、わかる気がします。
私も術後ネットで粘液性ののう腫について検索しては、悪性の可能性を思ってすごく不安になりました。
一応病理検査では良性、と出ましたので少し安心したところです。




2011.12.17 00:43 8

りゅう(37歳)

ももさん
お返事ありがとうございます。
関係者の方のお話、とっても参考になりました。
血液と粘液って画像では区別が難しいのですね。

私の場合、核出手術等ではなく、アルコール固定だったので「中身は血液」との確信あっての処置と思っていたのに、中身が違ってたなんて、そんなことあるの!?と病院に対する不信が募ってしまったんです。

「多分中身は血液」「卵巣機能が低く核出手術はリスクが高い」「でも妊娠希望」となれば、先生も取れる手段はほかになかったのかもしれないですね。

お二人からお返事と戴いて、少し冷静になれました。
ありがとうございました。

2011.12.17 11:37 8

りゅう(37歳)

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