ぴんぐーさん、こんにちは。二人の子供の母親＆薬剤師です。
ところで、お薬のことでお悩みですね。薬業時報社から、虎ノ門病院の婦人科部長・薬剤部長などが編集執筆をした「妊娠と薬」という本が出版されています。私はこの本を持っています。調べたい薬剤を索引で調べると、大概の物は掲載されています。そして「薬剤危険度」という数字が書かれていて、とても分かりやすいです。ただ、解説はかなり専門的なことも記載されていますので、ちょっと頭が痛くなるかも。でも、とても素晴らしい本です。これさえあれば、妊娠中の薬に関してはバッチリです。
例えば鎮痛解熱消炎剤のなかで、一般的に妊婦の使用が安全、と言われているのは「アセトアミノフェン」という成分のものだそうです。安全と言われているからといいましても、過剰摂取していいというわけではなく、きちんと容量・用法を守らなくてはなりません。
ロキソニンの薬効成分はロキソプロフェンです。これもアセトアミノフェンと同じく、「薬剤危険度」は１点。安全な部類の薬です。
しかし非ステロイド系抗炎症剤（NSAIDS)は、一般的に胎児への影響が大きく、要注意です。
頭が痛い、熱っぽいから、そこにあるセデスやバファリンを飲んじゃおう、というのは危険です。自己判断を絶対にしないで、必ず産婦人科の先生にご相談下さい。
私がご説明できるのはここまででして、くどいようなのですが、妊娠中に服用するお薬に関しては、今かかりつけになっている産婦人科の先生に良く相談してください。
ぴんぐーさんの場合は、頭痛持ちで悩んでいらっしゃることを伝えてくださいね。そうすれば、頓服の、安全な鎮痛剤を処方してくださると思います。

話はそれますが、母子学級などでも説明が良くありますが、妊娠中に服用すると危険な薬は、ホルモン剤・ワーファリン・向精神薬・脂溶性ビタミン剤（A・E・K）です。それから、アルコール摂取も気をつけて下さいね。１滴もダメ！というわけではなさそうでして、私が出産した病院の先生は、１週間に１回、コップ１杯のビールくらいなら特には影響ないですけれど、とおっしゃっていました。ですが、これも医者によって見解が違うと思いますので、まずこれもご自分の先生とご相談下さいね！！

少しお役に立てましたでしょうか？
どうかお大事になさってくださいね。

2001.5.24 10:38 31

頭痛はつらいですよね。私は、ひどい頭痛もちで半年間、大学病院へ通院しています。ひどくなると吐いてしまったりするので、薬を飲みますが、現在子作り中とのことで、先生にも心配で聞きました。妊娠初期なら飲んでも大丈夫とのこと。ただ、妊娠がわかったら飲むのはやめてくださいと言われました。頭痛はだいたい、血管が拡張して周りの神経を刺激し、痛くなるのですが、頭痛薬はその拡張を収縮して戻すという効果があり、これが、赤ちゃんのいる「子宮」をも、収縮してしまうことにつながるため、なるべく妊娠がわかった時点でやめましょうと言うことです。ただ、お薬の種類が違ったり、私は妊娠の経験がないので、、あまり参考にならないかもしれません。
頭痛の原因がわかると頭痛自体をなくすことが出来ます。私もその治療方法でほとんど直りました。痛くなったときの状況をメモをしておくことで頭痛のパターンがよめます。

2001.5.24 10:42 91