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【Q&A】治療の進め方についてー北村先生

専門医Q&A 不妊治療

【Q&A】治療の進め方についてー北村先生

Q&Aサービスにいただいた相談、第4弾!不妊治療で授かった双子を帝王切開で出産後、再び治療を開始したところ、3回の化学流産。治療の進め方は?北村先生からご回答いただきました。

2019.7.15

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相談者:Lichtさん(41歳)



治療の進め方について

体外と顕微受精にて受精した卵子を2つ戻し、双子を授かり、無事帝王切開で出産。
子供が3歳になった時、再び体外受精を施行。新鮮胚移植、胚盤胞移植、凍結胚盤胞移植と合計3回施行しましたが、いずれも尿検査での妊娠反応はなく、血液検査ではhcg反応はあるものの上昇はなく、化学流産してしまいました。

双子を妊娠した時はクロミッドとスプレキュアによる低刺激でしたが、今回の刺激法はいずれもアンタゴニスト法でした。

帝王切開後は妊娠しにくいと聞いたことがあるのですが、着床はしているようなので卵子の育ちが悪いと自己解釈しておりますが、不育症などの視点も視野に入れて考えた方が良いのでしょうか。
ひたすら体外受精を繰り返すしかないのでしょうか?

卵子が少なく、採卵もいつも1〜2個しかとれず、妊娠できなければすぐまた採卵で、身体的にも精神的にも金銭面でも疲弊しています。





北村先生からの回答


帝王切開後に妊娠し難くなるケースは、子宮内膜が薄くなってしまうことが原因として考えられます。
しかし着床はしているようなので該当しないようです。


受精卵の染色体異常が原因かもしれません。
不育症検査も受けると心配は減るかもしれませんね。(必要性は高くはないと思われます。)


採卵数が1-2個と少ないとのことで、AMHが低いと思われます。


卵の育て方は、クロミッド等を用いた低刺激か自然排卵周期が順当と思います。


 


お話を伺った先生のご紹介

北村 誠司先生


荻窪・虹クリニック院長を経て、2018年2月に「明大前アートクリニック」を開院。
1989年より、IVF及び内視鏡下手術に従事。子宮鏡下手術による胚移植の改善、腹腔鏡下手術による子宮筋腫、内膜症の解消・改善を図ると同時に、妊娠困難症例に対しても新しい治療法を取り入れている。また、クリニックでは男性不妊も含めた高度生殖医療にも対応。新しいクリニックは白を基調としたスタイリッシュな雰囲気。最近、スポーツバイクを購入し、通勤されているという快活な先生です。


≫ 明大前アートクリニック


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