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卵子提供のドナーとは?/コウノトリ生殖医療センター

コラム 不妊治療

卵子提供のドナーとは?/コウノトリ生殖医療センター

2019.8.22

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長年体外受精などの不妊治療を繰り返してもお子様を授かることが難しい方、繰り返し原因不明の流産をしてしまう方、あるいは過去の放射線治療やターナー症候群など、ご自身の卵子での妊娠が困難な方、台湾には世界で唯一政府が管理している卵子提供があります。ドナー(卵子提供者)になるのはどの様な人なのでしょうか?ドナーの基準と採卵の流れはどうでしょうか? 今回はドナーについて伺いました。


ドナー(卵子提供者)には、どのような審査があるのでしょうか?


当院で登録を希望するドナーは必ず電話での聞き取り、面接、医師の問診、健康検査の4段階の厳しい審査を行います。評価基準は遺伝性の病気の有無、精神疾患の有無、感染性疾患の有無、卵巣機能、さらに喫煙や飲酒の有無、薬物の使用歴などの生活習慣の確認も行います。最終的に政府によるドナー資格の審査を経て、ようやくドナーとしての資格を得て、卵子提供を希望する方とのマッチング待ちの状態となります。



ドナーは、どのような検査を受けていますか?




ドナーになる方は、人を助けたい優しいこころ以外に、表のように厳しい検査を受ける必要があります


マッチングを待つ間に何をすれば良いでしょうか?


マッチングを待つ間、ドナーは毎月コウノトリ生殖医療センターと連絡を取り、毎月の生理状況を報告します。規則正しく生活をして、バランスよく食事を取り、しっかりと健康管理を行います。自身が妊娠をしないように対応をする必要もあります。良好な健康状態を保つのは、ドナーとして採卵治療を受ける際の負担を軽減して、副作用の発生率を抑えるとともに、沢山の卵子を採取できる可能性を高めるためでもあります。


治療の開始と採卵について




卵子提供を希望する方とのマッチング完了後、治療に入る準備を開始します。治療の前は鎮痛剤や漢方など治療の妨げとなる薬の服用が禁止されます。治療の開始後は、ホルモン注射の使用により血栓ができやすくなるため、毎日2000ml以上の水分をとる必要があります。医師から指示された日に通院して卵子の発育状況を確認し、もしその日に通学や出勤が必要な場合は治療のために休暇を取る必要もあります。ドナーの多くは初めての採卵手術となるため、手術の際の緊張感や不安感を考慮して浅い全身麻酔を行います。少しの眠りから覚めた時には、既に採卵は終わっています。


採卵後の注意事項は何でしょうか?


一部のドナーは体質の関係で、排卵注射の効果が強く現れることがあります。多くの卵子が採卵できることにはなりますが、採卵手術後に 卵巣を過度に刺激してしまうリスクがあります。医師が排卵誘発剤の種類を調整して対応する以外に、コウノトリ生殖医療センターは治療中から採卵完了後の次の生理を無事に迎えるまで、常にドナーと密に連絡を取り身体の状態の変化に気を配っています。善意で卵子提供を申し出てくれたドナーの身体に負担がかからないよう、私たちは願っています。


 


<これまでのコラム>


・女性の年齢と卵子


・不妊治療で必要な検査


・卵子提供について


 


 


 


お話を伺った先生のご紹介

賴興華 先生


台北馬偕記念病院体外受精室研究員、国立シンガポール大学生殖科技研修員、台北栄民総医院不妊症及び生殖内分泌科研究員、新竹南門病院産婦人科主任及び生殖医学センター主任、中華民国産婦人科専門医師、台湾産婦人科医学会会員、台湾生殖医学会会員、中華民国内視鏡外科医学会会員。


≫ コウノトリ生殖医療センター

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