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【Q&A】二人目が授からず、不妊治療をすべきか悩んでいます-浅田先生

専門医Q&A 不妊治療

【Q&A】二人目が授からず、不妊治療をすべきか悩んでいます-浅田先生

36歳で自然妊娠し第一子を出産。二人目をタイミングで妊娠するも稽留流産。浅田レディースクリニックの浅田先生にお答えいただきました。

2021.2.11

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相談者:りなさん(39歳)



二人目が授からず、不妊治療をすべきか悩んでいます
36歳で第一子を自然妊娠し、出産しました。この時は妊活を初めて6周期目(排卵検査薬を使用して3周期目)で妊娠しました。
37歳から第二子の妊活を始めました。毎回排卵検査薬を使用しています。6周期目で妊娠したものの、5週で自然流産。その後タイミングは取るもののずっと妊娠出来ず、1年半経った最近ようやく妊娠しましたが、9週で稽留流産でした。
あと数日で40歳になるので、とても焦っています。ここ数年で妊娠出来る間隔も長くなっており、次一体いつ妊娠出来るのか、出来ても流産して出産まで辿り着けないのではないのか、不安でたまりません。
流産手術をしてもらった病院に不妊治療(体外受精)をした方がいいのか尋ねたところ、妊娠出来ない訳ではないから治療は必要ないと言われました。
本当にこのまま自然妊娠を目指して大丈夫なのでしょうか...。



浅田先生からの回答




36歳で第一子を出産され、現在39歳で第二子の妊活をされているとのことですが、卵子の老化が主な原因となり、35歳以降は自然妊娠の率はどんどん低下していきます。日本人女性の平均的な閉経年齢が50~51歳となっていますが、閉経する約9年前の42~43歳が自然妊娠の限界だと言われています。


体外受精においては、35~36歳で平均13~14個の卵子で1人の赤ちゃんが生まれ、40歳近くになると平均40個程の卵子で1人の赤ちゃんが生まれると言われています。年齢が高くなるにつれ、極端に多くの卵子が必要になります。卵子は女性が生まれる前に一度だけ作られて卵巣に保管され、その後は二度と作られることはなく、年齢が高くなると卵子が傷んでくるからです。

そのため、私からのアドバイスとして、一刻も早く、きちんとした不妊治療を行うことをおすすめします。
自然妊娠にこだわるのでしたらともかく、結果にこだわるのであれば、結果の出せる適切な不妊治療を選択していただきたいと思います。


 



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お話を伺った先生のご紹介

浅田 義正 先生


名古屋大学医学部卒業。1993 年、米国初の体外受精専門施設に留学し、主に顕微授精を研究。帰国後、日本初の精巣精子を用いた顕微授精による妊娠例を報告。現在、愛知県の勝川、名古屋駅前のほか、昨年5月には東京・品川駅前にもクリニックを開院。

≫ 浅田レディースクリニック

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