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【Q&A】ホルモン補充での基礎体温-浅田先生

専門医Q&A 不妊治療

【Q&A】ホルモン補充での基礎体温-浅田先生

胚盤胞を移植したが陰性。ホルモン補充してもなかなか高温にならないのは、ホルモン補充が合ってない? 浅田レディースクリニックの浅田先生にお答えいただきました。

2021.4.1

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相談者:みそさん(35歳)



ホルモン補充での基礎体温
第一子を人工授精一回目で妊娠し、30歳で出産しました。現在第二子妊活中です。
人工授精2回の後、顕微授精1回目で8個採卵、2個が胚盤胞となり移植しましたが、妊娠に至っていません。胚盤胞は4ABと4BBでした。ホルモン補充周期での移植で、生理3日目からプレマリンを服用、13日目からプレマリンとルトラールを服用しましたが、ルトラールを服用開始しても高温期になりません。ルトラール開始6日目の移植後2,3日すれば一応高温期に移行しますが、ルトラールのみ服用の時ほど高温にはなりません。
このホルモン補充の方法が合っていないことはないでしょうか?問題ないとすれば、着床障害の検査を検討しています。




浅田先生からの回答




第一子を人工授精一回目で妊娠し、30歳で出産され、現在、第二子妊活中とのことですが、女性の30歳から35歳の5年間というのは、卵子の老化も進みますし、卵子の数も減少するため、30歳の時と比べ、妊孕性(妊娠できる力)は大きく変化します。ですから30歳の時と同じように妊娠することは難しいと思います。

現在の治療では、顕微授精を1回されていて、2回の移植で妊娠に至らなかったということですが、35歳で妊娠するには平均で15個前後の卵子が必要だと言われています。また、35歳の受精卵の場合、6~7割に染色体異常があると言われていますので、染色体異常のある胚盤胞を連続して移植した可能性も高いです。

早く妊娠されたいと希望されるのであれば、PGT-A(着床前胚染色体異数性)検査をすべきだと思います。着床障害検査はエビデンスが低く、もし検査をするのであれば正倍数性の胚盤胞を何度も移植しても結果が出ない時に行うことをおすすめします。このような着床に関する検査をしたから妊娠率が向上した、というはっきりしたエビデンスはありません。最近は流行のように、色々なところで着床障害の検査が行われていますが、アカデミックなエビデンスは未だ確立されていないと思って頂いた方がよいと思います。

それよりも、AMHが3.8ng/mlありますから、きちんとした調節卵巣刺激を行えば、8個以上の卵子が採れるのではないかと思います。1回の採卵で多く卵子が採れ、胚盤胞到達率が高い年齢のうちに、胚盤胞のPGT-A検査を行い、その中から正倍数性の胚を選んで移植をすることが、妊娠までの一番の近道となる戦略だと思います。


 



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お話を伺った先生のご紹介

浅田 義正 先生


名古屋大学医学部卒業。1993 年、米国初の体外受精専門施設に留学し、主に顕微授精を研究。帰国後、日本初の精巣精子を用いた顕微授精による妊娠例を報告。現在、愛知県の勝川、名古屋駅前のほか、昨年5月には東京・品川駅前にもクリニックを開院。

≫ 浅田レディースクリニック

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