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1型糖尿病を罹患し不妊専門医や鍼灸の治療を行っているが漢方も取り入れたほうがいいの?

コラム 妊活

1型糖尿病を罹患し不妊専門医や鍼灸の治療を行っているが漢方も取り入れたほうがいいの?

1型糖尿病を罹患し不妊専門医や鍼灸の治療を行っているが漢方も取り入れたほうがいいの?

2015.1.28

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相談者

のんちゃん さん(36歳)


【不妊の原因:むくみやすい・子宮内膜ポリープ・甲状腺機能亢進症】
○なんだか疲れやすい
○冷え性である
○月経前になると乳房や下腹部が張る
○イライラをため込みやすい
○抜け毛や白髪が多くなってきた
○めまいや立ちくらみがよくある
○目がかすんだり疲れる
○顔にシミやクマが出やすい
○肩こりや頭痛が慢性的にある
○肌が乾燥しやすい
○のどが乾きやすい
○寒がりである
○とくにおなかや下半身が冷える
○冷たい飲み物・料理は苦手




若い人ほど効果が早く出やすいので今から漢方を取り入れると早く結果が出る


1型糖尿をコントロールしながらの不妊治療は大変ですが妊娠される方は多くいます。糖尿病、不妊治療に詳しい漢方専門家にご相談ください。漢方薬局には、病院の処方箋扱いの漢方薬にはない処方があります。子宝はご夫婦の総合力です。検査などに問題がなくてもご夫婦で体質改善されることをおすすめします。


漢方薬専門薬局は二人三脚で体質にあった食生活や生活養生、病院での治療をアドバイスする


のんちゃんさんはイライラをためこみやすい症状がありますが、漢方の専門店でじっくり話をして生薬をもらうといいでしょう。話すことでストレスを解消できますし、一人でいろいろ抱え込むことが減ると思います。思いつめられた顔で来店されて、まだ漢方薬を飲んでないのに、帰るころには笑顔になられる方が当店では多くいらっしゃいます。

漢方専門薬局はあなたと二人三脚で体質にあった食生活や、生活養生、病院での治療までアドバイスしてくれるでしょう。客観的な部分を診てもらうことが大切だと思います。直接顔を合わせて相談するのがおすすめです。


出産時には出血し必ず血虚の状態になるので妊娠前から生活習慣などを改善しておくことが大切


浮腫やポリープは、「湿」と「お血」のトラブルの可能性があります。余計な水をためこんでいると、このような症状が出ます。また湿が邪魔して気の流れが悪くなることも。気の流れが悪いと、乳房や下腹部が張ります。目の疲れやのどが乾きやすいのは血の不足である「血虚」ととらえます。貧血ではありませんが似たような症状が出ます。妊活している女性に多い症状です。

生活習慣で気をつける点は、パソコンやスマホを見過ぎない、考え過ぎない、夜更かしや偏食をしないことです。血を消耗する生活を変えないと、補血した先から失います。出産時には出血し、必ず「血虚」の状態になりますので、妊娠前から改善しておきましょう。

どうしてこのような体質になっているのか、それを知ることはとても良いことだと思います。30代半ばから女性の体は大きく変わっていきます。妊娠や出産だけに焦点を絞らず、この節目の時期に自分の体を知ることは、今後の人生においてとても価値のあることだと思います。

出産後、元気に育児をするためにも、現在の体の不調を立て直したほうがいいと思います。若い人ほど効果が早く出やすいので、今から漢方を取り入れると早く結果が出るのではないでしょうか。




野口 藤子先生


京都薬科大(天然物教室)卒業し大阪大学病院に勤務。関西系統中医学、八蒙会、微小循環研究会にて研鑚。不妊症、耳鳴り、生活習慣病、統合医療相談などを専門としている。ママサポート認定薬剤師。




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