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子宮口について。

専門医Q&A 女性の健康

子宮口について。

「年齢的にも子供が欲しいとあせる気持ちも出てきており、子宮口が狭いとやはり妊娠の可能性は低いのでしょうか?もしそうなら、妊娠しやすくするために何か検査や治療などはあるのでしょうか?」

2011.8.17

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ましゃさん(38歳)


始めまして。
おととし、子宮がん検診でクラスⅢbとの診断で
子宮口をガスで焼くOPEをしました。
術後の経過は順調で、現在は半年に一回のがん検診となっております。
先日の検診で、検査は問題ないがOPEの影響で子宮口がピンホール状になっているとの事でした。
去年結婚をし、年齢的にも子供が欲しいとあせる気持ちも出てきており、子宮口が狭いとやはり妊娠の可能性は低いのでしょうか?
もしそうなら、妊娠しやすくするために何か検査や治療などはあるのでしょうか?
お忙しい中、どうぞ宜しくお願いいたします。




お話を伺った先生のご紹介

波多野久昭 先生 (ノア・ウィメンズクリニック)


女性の悩み・疾患は、単に肉体的な病気だけではありません。例えば、女性の特権である妊娠に関して考えれば、子宝に授からなければ不妊を悩み、妊娠に至れば児の無事を心配し、出産されれば育児に戸惑う…まさに女性の一生は波乱に満ちたものです。
 クリニックが大学病院(日本医大第二病院)の目の前という利便性を生かし、病院と綿密な連携をとることによって、多くの女性の方の悩みや疾患に対応できると確信しています。とくに大学病院では行っていない体外受精に力を入れています。
 皆様の健康で幸せな生活に、このクリニックが少しでも貢献できることを心から願っています。
 
昭和54年
 日本医科大学卒業日本医科大学付属病院婦人科学教室入局
(悪性腫瘍の免疫療法・胎児発育不全の研究や治療)
昭和61年
 ハンブルグ大学婦人科学教室留学
 (胎盤の生理学の研究)
平成2年
 日本医科大学婦人科学教室講師
平成3年
 飯田市立病院産婦人科長
 平成8年から体外受精を開始。
 胚移植あたりの妊娠率22.1%
 総症例あたりの妊娠率27.4%
 個別症例あたりの妊娠率39.6%
平成17年
 ノア・ウィメンズクリニックを開院
日本産科婦人科学会専門医
日本不妊カウンセリング学会~
不妊カウンセラー


≫ ノア・ウィメンズクリニック




子宮口がピンホール状になっていても、精子は顕微鏡でなければ見えない小さなものですから、
子宮内へ入って行くことは可能です。
ただし、子宮口の蒸散手術によって子宮頚管粘液の減少などがあると、
精子の子宮内への侵入が妨げられることがあります。
その場合には人工授精を試みたほうがいいかもしれません。
年令的にも早目に治療を考えた方がいいと思いますので、病院受診をお勧めします。





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