HOME > 女性の健康 > その他 > 二人目不妊タイミング治療中
HOME > 女性の健康 > その他 > 二人目不妊タイミング治療中

二人目不妊タイミング治療中

専門医Q&A 女性の健康

二人目不妊タイミング治療中

「卵管造影も血液検査も問題はなく、このままタイミングのみで良いのでしょうか?もう少し確率を高めるための治療法はありますか?」

2012.8.31

あとで読む




もっちさん(33歳)


現在33歳です。
二人目不妊で4周期タイミング療法でHCGを打って治療していますが、なかなか結果が出ません。
一人目は28歳の時に苦労することなく妊娠したので、通院してこれほど妊娠するのに時間がかかると思っていなかったので、焦っています。
一人目が5歳になるので、年齢差を考えると今年中に授かりたいと希望しています。
卵管造影も血液検査も問題はなく、このままタイミングのみで良いのでしょうか?
もう少し確率を高めるための治療法はありますか?
子宮内膜に1.4センチのポリープがあるのですが(子宮鏡検査済み)、ポリープの位置も不妊に問題のない場所なので、積極的に手術をして取るほどでもないと言われました。




お話を伺った先生のご紹介

宇津宮隆史 先生 (セント・ルカ産婦人科)


【経歴】
1949年 大分県豊後大野市大野町生まれ
1973年 熊本大学医学部卒業
1973年 九州大学温泉治療学研究所産婦人科入局
1981年 医学博士(九州大学)「排卵障害婦人に関する臨床内分泌学的研究」
1988年 九州大学生体防御医学研究所講師
1989年 大分県立病院がんセンター産婦人科部長
1992年 セント・ルカ産婦人科開設
1998年 セント・ルカ生殖医療研究所開設
2010年 成育疾患克服等次世代育成基盤研究事業
「生殖補助医療により生まれた児の長期予後の検証と
生殖補助医療技術の標準化に関する研究」共同研究開始
2013年 第31回日本受精着床学会総会・学術講演会会長
【現在】
・ 日本受精着床学会常務理事
・ 日本生殖心理学会常務理事
・ 日本生殖再生医学会理事
・ NPO法人日本不妊予防協会理事
・ JISART(日本生殖補助医療標準化機関)監事
・ 大分市医師会監事
・ 遺伝性疾患に関する出生前診断研究会幹事
・ 日本産科婦人科学会倫理委員会内PGSに関する小委員会委員
・ Infertility Study Group世話人
・ 社会福祉法人 別府平和園理事長
【資格】
・ 日本産科婦人科学会産婦人科専門医
・ 日本産科婦人科内視鏡学会腹腔鏡技術認定医
・ 日本生殖医学会生殖医療専門医
・ 日本内視鏡外科学会技術認定医
【趣味】
登山
写真
スキューバダイビング
茶道裏千家
ルアーフィッシング


≫ セント・ルカ産婦人科




二人目不妊だからといって、安心はできません。
前回の妊娠から5年以上も経過しているので、その間に何があったかわかりません。
特に、子宮内膜症が考えられます。
また、精子も一人目の時は若かったので、問題なかったかもしれませんが、今では少なくなっているかもしれません。精液検査は必須です。
通常、すべて問題がなければ5-6回の排卵で妊娠するはずです。
よって、もっちさんは、後1-2回のタイミング療法で妊娠しなければ、腹腔鏡検査が必要です。





あとで読む

この記事に関連する記事

この記事に関連する投稿

女性のためのジネコ推薦商品

最新記事一覧

Page
top