HOME > 不妊治療 > IVF > 不妊治療と漢方薬を併用していますが、薬の数が多くなり金銭的なダメージがあります
HOME > 不妊治療 > IVF > 不妊治療と漢方薬を併用していますが、薬の数が多くなり金銭的なダメージがあります

不妊治療と漢方薬を併用していますが、薬の数が多くなり金銭的なダメージがあります

不妊治療と漢方薬を併用していますが、薬の数が多くなり金銭的なダメージがあります

不妊治療と漢方薬を併用していますが、薬の数が多くなり金銭的なダメージがあります

2013.6.25

あとで読む




相談者
祈梨さん(31歳)
■ 病院の先生からは「とくに問題ない」といわれますが、体外受精しても着床しづらく、うまくいきません。体質改善のため漢方専門のの薬局でアドバイスをもらい漢方服用を始めたら、基礎体温が整ってきました。このまま続けて妊娠までいきたいのですが、薬の数が多くて服用するのが苦痛なうえ、薬代がとても高額になり、金銭面、精神面でもダメージがあります。



治したい症状が多い程、漢方薬せて、日常生活での養生も行いましょう


気になる症状から診て、「血虚」「肝気鬱血」「瘀血 」の状態が考えられます。中医学では、血と気はつながっていますので、気のめぐりが悪いことから、血のめぐりも悪くなり(逆もある)、結果、瘀血の状態になり、いろいろな症状がでているのだと思います。


周期調節法をメインにしながら、補血作用のある婦宝当帰膠をベースにする


血虚の状態は子宮内膜の血流も悪くなりますし、内膜症などの基礎疾患も卵巣機能の低下により着床に影響がでている可能性があります。妊娠しやすい体質にするには血虚、肝鬱、瘀血の状態を少しで改善していくことで、子宮内膜も血流が良くなり、フカフカの温かいベッドをつくることで着床しやすい体になると思います。また、血が増えて血のめぐりが良くなると気のめぐりも良くなり、精神的にも落ち着き、ストレスにも強い体になります。すでに漢方薬で基礎体温が整ってきたようなので、体外受精をされるなら、なおさら漢方薬で心身のバランスを整えておくことをおすすめします。周期調節法をメインにしながら、補血作用のある婦宝当帰膠をベースに、月経の状態、FSH,LH,CA125,などの検査データ、基礎体温表などを考慮しながら漢方薬を決めていく必要があります。


日常生活の養生で漢方薬の種類を減らし、1つずつ症状を改善していきましょう


ご質問にもあるように金銭面での心配は当然あると思います。専門薬局でそのことも相談しながら、できる範囲で行うのがいいと思います。漢方薬で、一番辛い症状から1つずつ改善していき日常生活での養生も併せてぜひ行ってみてください。
①食事は野菜中心の和食に良質のたんぱく質
②女性ホルモンの分泌が盛んになる夜10時、遅くても11時には眠れなくても横になる
③ヨガやストレッチなどの適度な運動で、全身の血流と気の流れを良くしましょう
④肩の力を抜いて、ゆったりと過ごす時間、リラックスできる時間をつくる。交感神経と副交感神経のバランスをとることがホルモン分泌にも関係してきます以上のことをぜひ楽しみながら続けてみてください。



岡 理絵 先生
板橋中央総合病院で病棟薬剤師などを経て、大慶堂漢方薬局で「子宝相談」を専門に、中国研修や日本不妊カウンセリング学会などで日々鍛錬中。ゆっくりと相談ができ、癒されていただける環境づくりをモットーに本来持っている妊娠力を高め、妊娠しやすい心とカラダづくりを応援します。




あとで読む

この記事に関連する記事

この記事に関連する投稿

女性のためのジネコ推薦商品

最新記事一覧

Page
top