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セントマザーの不妊治療は2本の柱が支えています!【Focus!チーム医療】

コラム 不妊治療

セントマザーの不妊治療は2本の柱が支えています!【Focus!チーム医療】

全国各地から最先端の高度生殖医療を求めて患者さんが受診する「セントマザー産婦人科医院」。独自の“チーム医療”のあり方を通して、開院から約30年経つ今なお進化し続ける秘密を教えていただきました。

2019.12.14

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全国各地から最先端の高度生殖医療を求めて患者さんが受診する「セントマザー産婦人科医院」。独自の“チーム医療”のあり方を通して、開院から約30年経つ今なお進化し続ける秘密を教えていただきました。


※2019年11月25日発刊「女性のための健康生活マガジン jineko vol.44 2019 Winter」の記事です。


お話を伺った先生のご紹介

田中 温 先生(セントマザー産婦人科医院)


順天堂大学医学部卒業。越谷市立病院産科医長時代、診療後ならという条件付きで不妊治療の研究を許される。度重なる研究と実験は毎日深夜にまで及び、1985年、ついに日本初のギフト法による男児が誕生。1990年、セントマザー産婦人科医院開院。日本受精着床学会副理事長。順天堂大学医学部客員教授。

≫ セントマザー産婦人科医院


Q1:勤続年数29年。長く続けられる理由は?


命が誕生するメカニズムは未知の世界で、どれだけ探求しても勉強しても答えは見つかりません。また、今後も新しい技術が次々に登場することを考えると、一生かけても終わらない仕事だと言えます。世界各地から院長が持ち帰ってくれる新しい情報を得て、実験研究を毎日のようにチャレンジできる環境と、妊娠率が0・1%でも上がるならそれを提供したいという確固たる信念。もちろん、すべての実験研究が成功するわけではありませんが、今まで誰も成し遂げていない方法を開発できる一番近い場所で働く喜びが最大のモチベーションになっています。


Q2:患者さんへ一番伝えたいことは?


胚を戻すタイミングや、子宮内膜が薄いから今回は凍結したほうがよいなど、私たちは常にベストの治療を提案しています。最終的に決めるのは患者さん自身ですが、提案には一つひとつ理由があることを知ってください。忙しい時や精神的に余裕がない時こそ、気持ちを落ち着けて耳を傾けていただきたいですね。



Q1:患者さんと接する時に心がけていることは?


患者さんそれぞれ、治療する理由や状況、経緯が異なります。でも、すべての患者さんに共通するのは、不妊に苦しみ、つらく大変な思いをしながら日々を過ごしているということ。だからこそ、目の前の患者さんを自分の家族同様に接することが大事だと思っています。親やきょうだい、親友として最善の治療を提供し、説明する際にも難しい医学用語を並べるのではなく、理解できるように内容を噛み砕いてお話しするなど、思いやりの気持ちをもって接するように心がけています。


Q2:院長先生と竹本さん。2人に対する印象は?


院長は院内でもっとも忙しく働いていて、とてもバイタリティのある人。探究心が強く、勉強熱心で「すべての患者さんに赤ちゃんを授けてあげたい」という信念のもと、深夜まで実験や研究にチャレンジし続けています。竹本さんは院長の研究実験の支えであり、頭が下がるほどの努力家です。専門施設の使命として常に最先端の技術を取り入れることはとても大変ですが、患者さんに最新かつベストな治療を提供できるのも、竹本さんの努力なしでは実現できないでしょう。



最前線の高度生殖医療を提供する専門クリニックを下支えしているラボでの仕事風景。主任の竹本さん以下、現在13名が在籍しています。


メッセージ
患者さまへ
不妊治療は「必ず妊娠できる」という気持ちが大事。自分の体の状況を知り、不妊について積極的に勉強していただきたいですし、理解できないことや不安なことがあれば一人で悩まずに相談や質問をしてください。我々は全力でサポートします。

出典:女性のための健康生活マガジン jineko vol.44 2019 Winter
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