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【Q&A】初期胚のグレードについて-浅田先生

専門医Q&A 不妊治療

【Q&A】初期胚のグレードについて-浅田先生

グレード低めでも妊娠の可能性はありますか? 浅田レディースクリニックの浅田先生にお答えいただきました。

2021.4.6

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相談者:たまさん(37歳)



初期胚のグレードについて
今周期から体外受精にチャレンジしています。
新鮮胚移植を行ったのですが、胚のグレードは8分割グレード3でした。
グレードは低めでも十分妊娠の可能性はありますか?
また、妊娠が成立した場合に胚のグレードは胎児の成長や染色体異常と関連はありますか?




浅田先生からの回答




十分妊娠の可能性があるかというと、十分ではないというのが答えになります。
37歳の場合、一人の赤ちゃんが生まれるのに平均で20個の卵子が必要となります。採れた卵子はすべて順調に育つわけではありませんし、受精卵ができたとしても、その6~7割には染色体異常がみられます。そのため、一個の受精卵では十分な妊娠の可能性があるとはいえません。

また、私は現在、新鮮胚移植は行っていません。というのは、新鮮胚移植では内膜の条件が悪いため、凍結融解胚移植に比べて、妊娠率が数パーセントから10パーセント程度低いことが分かっているからです。

たまさんに必要なのは、なるべく多くの卵子から良い卵子を選び、染色体異常の確率が低い受精卵を移植することです。それによって移植当たりの妊娠率は高くなります。たまたま一つの受精卵ができても、期待される妊娠率は数パーセントだと考えてよいでしょう。

そして、妊娠が成立した場合には、胚のグレードは胎児の成長や染色体異常と全く関連がないと思っていただいて結構です。


 



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お話を伺った先生のご紹介

浅田 義正 先生


名古屋大学医学部卒業。1993 年、米国初の体外受精専門施設に留学し、主に顕微授精を研究。帰国後、日本初の精巣精子を用いた顕微授精による妊娠例を報告。現在、愛知県の勝川、名古屋駅前のほか、昨年5月には東京・品川駅前にもクリニックを開院。

≫ 浅田レディースクリニック

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