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つらい不妊治療もマンガにすることでストレス発散。やがて人気のブログに!

つらい不妊治療もマンガにすることでストレス発散。やがて人気のブログに!

2016夏 p10

2016.6.8

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私のブログを見て、癒される人がいるのであれば―。
つらい治療も、きっと“思い出”になるはず。マンガにすることでストレスも発散できれば、結末はハッピーエンドに!




結婚すれば自然に授かると思っていた20代、31歳で結婚したものの、子宝に恵まれない現実。「不妊治療するなら、記録しておこう」と、何げない動機で始めたブログがやがて評判に。「ジタバタする私を笑って」に、共感の声が!



記録マンガはまさにリアル読者の声が、大きな励みに


インターネット上に数多ある妊活ブログ。そのなかでも、妊活ビギナーに特におすすめしたいのが、今回ご紹介する鼓鳥たえさんの『鼓鳥たえとひだまり銀猫の妊活きろく』です。すでに話題のブログなので、目にしたことのある方も多いのでは?
作者のたえさんは歯科衛生士の資格ももつ異色の漫画家で、現在は漫画家アシスタントとしても働きながら、治療を続けています。昨年2月から始めた不妊治療を記録として、読みやすく、わかりやすい漫画にして綴っているのですが、現在進行形で治療している当事者が描いているのですから、まさにルポルタージュ!
どんなことから始めるのか、費用はどれほどかかるのか、妊娠のために良いと思われるこんなことを試してみたなど、参考になる情報が満載。担当医師との会話もリアルで、ご自身の心情も赤裸々に描かれ、読者は思わず「頑張れ!でも、無理しないで!」と応援したくなります。「描きはじめたきっかけは、まさに“記録”として残しておこうと思ったから。いつ、どんな治療をしたか、お薬の副作用や治療費のこと、そのときどんな精神状態だったかといった、ちょっとした絵日記です。おかげさまで読んでくださる方も増えてうれしい反面、“妊娠するまでやめられないぞ!”というプレッシャーも(笑)。いい意味で、励みになっています」と、たえさんは振り返ります。


不妊治療期間で克服した実母と私との厄介な関係


たえさんは広島のご出身。歯科衛生士の資格を取得したのち、地元の歯科医院に就職しました。ブログの中で「銀猫」さんとして登場する13歳年上のご主人とは知人の紹介で知り合い、すぐに意気投合。でも、ご主人は東京在住。しばらくは遠距離交際が続くと思われましたが、瞬く間に結婚へ。たえさんが31歳の時でした。
「初めて会った時、ずっと昔からの知り合いに会ったように話が弾んで、ご実家にご挨拶にうかがった時も、なんだかとても居心地がよくて、結婚に少しも迷いはありませんでした。交際期間がほとんどなかったようなものなので、結婚してからが恋愛期間に。それで、子どもは今すぐでなくてもいいかな、とのんびり考えていました」
早く結婚して実家を離れたかったこと、温かく迎えてくれたご主人の実家に憧れたこと、子どもをつくるのに積極的ではなかったこと、実はそれらにはもう少し理由があります。「もうすでに自分の中では解決しているのですが、実の母との関係があまり良くなかったことも潜在的な理由としてあったのかもしれません。もし女の子が生まれたら、上手に関係を築けるだろうか、という思いも多少ありました」と、たえさん。「若いうちに、親になる心の準備がないままに子どもを産むよりも、心から“欲しい”と願っ
て不妊治療に取り組むことで、子どもが生まれてからのことまで、いろいろなことを考える時間を得ることができました。あくまでも私の場合ですが、そのほうがよかったのかもしれません」


不機嫌でも、ご機嫌でも、結果が同じなら“ご機嫌”で


たえさんのブログに驚かされるのは、不妊治療につきまといがちな、つらさや悲壮感がまるでないこと。がっかりすることもあるけれど、いつも前向きで、いつも一生懸命。体力アップのためにと始めたウォーキングで夫の銀猫さんと一緒に歩きながら、「子どもがいなくても、このまま二人でも幸せかも」と感じたりと、不妊治療を通して夫婦の絆がぐっと深まっていく様子にもほのぼのします。「夫も協力的ですし、姑も良き理解者ですし、不妊以外にこれといった悩みがないからかもしれませんが(笑)、読んでくださる方が不快な気分にならないようにというのは、十代の頃から少女漫画を描いていた私のルールのようなもの。もちろん、精神的にも肉体的にも“キツイな”と思うことはたくさんありますが、不妊治療をしようと決めたのは私自身ですから、なるべく弱音を吐きたくないのです。思い悩むほどに妊娠しやすくなるのなら話は別ですが、毎日を明るく過ごしたほうが、なんだか幸運に恵まれそうな気がしませんか(笑)?」と、たえさん。
ブログの中でも、「赤ちゃんの居心地のいい場所づくりをするとイイらしい」と夫婦で突然断捨離したりと、幸運をつかむためには、たとえジンクスであっても積極的に挑戦。鳥のフンが落ちてきた、水漏れした、といったトラブルまで「きっと、良いことがある兆しに違いない!」ととらえ、極めつけは「果報は寝て待て!」とも。「すべては気のもちよう」という“心の整え方”も、見習いたいものです。


不妊だからブログが描けたすべてのことに意味がある


不妊治療を始めて、この夏で1年半。タイミング指導、人工授精を経て、この夏から顕微授精にステップアップへ。「自宅近くの不妊専門クリニックに転院したところ、男性不妊の検査もすすめられ、その結果精子に問題があることがわかりました。それで、これまで難色を示していた夫のほうが、ステップアップを望むように。今年で私は36歳、夫は49歳ですから、もっと早くにステップアップしたほうが良かったのかもしれませんが、これまでのプロセスも決して無駄ではなく、きっと何か意味があるのだろうと思っています」と、言うたえさん。ご主人自身がその気になってくれるまで、焦らずに、じっと待ち続けた甲斐がありました。「私たち夫婦が不妊だったから、このブログが誕生しました。自分の体を見つめ直すこともできましたし、今まで体を労ってこなかったことにも気づけたのは、まさに不妊症だったからこそ。多くの方から励ましのメールを頂戴したり、仕事仲間や家族の理解、優しさなど、これまでに得られた経験はかけがえのない宝物です。この場をお借りして、お礼を申し上げさせてください」と、頭を下げます。「私の仕事は割とマイペースでできる業種ですが、多くの方は、フルタイムで働きながらもっと大変な思いをされていると思います。もうすでに十分すぎるぐらい頑張っていると思うので、“お互いに頑張りましょう”なんてことはやすやすと言えません。“大好きなコーヒーを断つ!”と言いながらうっかり飲んじゃったり、“趣味のサイクリングもやめる!”と宣言しながら、たまには……などと、とことん自分に甘い私のブログを見て、“しょうがないヤツだなぁ”と、笑っていただければ本望です」
これからの、たえさんのブログが『妊娠きろく』、『子育て編』に続くことを、待ち望みたいものです!

たえさんのブログ『妊活きろく』(https://dokusho-ojikan.jp/original/index.html#!detail/title_id=41)はこちら


出典:女性のための健康生活マガジン jineko vol.30 2016 Summer
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