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次回は、採卵か胚盤胞移植どちらを優先か?

専門医Q&A 女性の健康

次回は、採卵か胚盤胞移植どちらを優先か?

2014.12.9

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なおさん(40歳)

結婚して1年が経つのを機に、10月から、不妊専門病院に通い始めました。元々、結婚が遅かったのと仕事が忙しかったのもあり、子づくりは、半ばあきらめていたのですが、仕事をやめることもあり、あきらめる前に、やれるだけやってみようと思ったのがきっかけです。検査の結果、主人の精液の濃度、運動率があまりよくないことや私の年齢的なことからも、顕微授精がよいだろうということになり、先月11月に初めて、アンタゴニスト法で採卵し、7個採卵でき、そのうちの5個の成熟卵子で顕微授精しました。(2個は、未熟卵子で顕微授精できず)。顕微授精した5個のうち、1個は受精確認できなかったのと1個は分裂停止となりましたが、1個を、3日目8分割の新鮮胚移植しました。(グレードは、わかりませんが、フラグメント0%の均一8分割と言われた)。また残りの2個は、5日目胚盤胞で凍結しました。(グレードは、4AB,4BC)
先日の妊娠判定では、陰性となり(着床せず)、今周期は、お休みして、次周期からまた治療を開始することになっています。
そこで、次周期には、凍結胚盤胞を移植するか、もしくは、採卵からして、卵子を少しでも、ストックすべきか迷っています。先生には、どちらもメリットデメリットがあるから、何とも言えないと言われています。私自身は、今回、着床しなかったというショックと年齢的なことからも、卵子を少しでも取っておきたいという気持ちになっています。なお、AMHは、4.34ng/mlで、年齢の割にはよいと言われましたが、やはり、卵子の質は、年齢に関係してくるので、正直、とても不安です。ぜひ、先生のご意見を聞かせて頂きたいです。よろしくお願いします。


お話を伺った先生のご紹介

向田哲規 先生 (広島HARTクリニック)


院長 向田哲規

1960年6月25 広島県広島市中区生まれ
昭和35年生まれで修道高校卒業まで広島で育ち、太平洋の青い海にあこがれ高知医科大学に入学し、学業よりテニス部とヨット部の活動が中心であった健康的な学生生活を送り卒業の後、同医科大学産婦人科医局にて一般産婦人科のトレーニングを受けました。

不妊症治療に携わって得られる生き甲斐は、より良い治療法を習得しそれを難しい症例に用いて、赤ちゃん誕生という目標に到達する手助けができた瞬間であり、その経験が臨床医としての糧になっていると思います。
不妊症の原因および治療法は千差万別であるため最終的には御夫婦が納得した治療法にて組むべきであり、その為の説明を充分行うよう心がけておりますので、いつでも御相談ください。



≫ 広島HARTクリニック

次回は採卵か移植かどちらを優先か?
AMHが十分なので早期に今凍結保存されている胚盤胞を外因性ホルモン投与による内膜作成で妊娠に向けるので
良いと思います。
年齢によって採卵して、胚盤胞を増やすかどうかを判断すべきかもしれません。


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