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生理前になると眠れなくなります。

専門医Q&A 漢方・鍼灸

生理前になると眠れなくなります。

2015.9.17

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ぼたんあこさん(41歳)

生理前になると眠れなくなります。気持ちもピリピリして朝方まで起きてます。それで、生活リズムが崩れるので基礎体温も測れないし、仕事も出来ません。夫との喧嘩も増えてストレスがたまり、生理も乱れて悪循環です。泣きそうです。生理を整える薬を飲むと排卵しなくなるし・・・何年も悩んでます。助けてください。


お話を伺った先生のご紹介

かしたに陽子 先生 (漢方薬の一陽館薬局)


女性のための漢方相談専門薬局として、相談スタッフ7名は全員女性。
不妊症・月経不調など女性特有の心身のトラブルについて相談が多く寄せられます。
輝く女性の笑顔のために一陽館薬局だからできること、女性だからこそ分かり合えることがあります。
おひとりお一人お悩みの症状も生まれ持った体質も生活環境も異なるわけですから漢方相談は個別相談が基本であり、その相談自体からオーダーメイドであることは当然のことであるという考えに立ってしっかりとお客さまに寄り添い、サポートしています。

店主:かしたに 陽子
一陽館薬局 代表 管理薬剤師
漢方薬生薬認定薬剤師
不妊カウンセリング学会認定 不妊カウンセラー



≫ 漢方薬の一陽館薬局

ぼたんあこ様のように、生理前になると緊張して心身ともに過敏になってしまうという状態は、妊娠を期待している多くの方が経験されることかもしれませんね。こういう時にはよく「気分転換を」とか「ストレス解消を」とか言われることがありますが、妊活中の女性にとってはそう簡単なことではありませんよね。

複雑になってしまった心と体の状態を、それぞれに分けて対処されてはいかがでしょうか。

まず、心については、毎月のように期待と落胆を繰り返すうちに、感情のコントロールがうまくいかなくなって更に情緒不安定を引き起こすといった状況が続く中、精一杯頑張っておられるご様子がよくわかります。
不安やイライラは抑えようとすればするほど、ストレスとなって存在が大きくなっていくと思います。

本当は最も身近な存在であるご主人と理解し合いたいのに、つい喧嘩になってしまうもどかしさもよくわかります。でも、もしかしたらご主人も奥様と同じように歯がゆい気持ちでいらっしゃるのかもしれませんよね。

自分で感情のコントロールがうまくできないときは、落ち着いて深呼吸したり、ひとりでリラックスできる場所や時間を持ったり、または信頼できる第三者に素直な気持ちを打ち明けてみるのも、ひとつの方法かと思います。
深く考えても今すぐに結論が出ないことについては、訴求し過ぎないよう意識してみると心の整理もつきやすくなるのではないでしょうか。

次に、体の状態ですが、慢性的なストレスが原因と考えられる不調は、症状に応じて薬を服用してもなかなかスッキリと解消しないものです。これは身体活動の原動力となるエネルギー効率が低下しているためです。

症状や部位に対してそれぞれに改善を考えるよりも、まずはカラダ全体を元気づけたり、めぐりを良くする漢方やストレッチなどが効果的ではないかと思います。

女性はホルモンバランスの影響からも体調が大きく変動しやすいので、その周期性を理解して、高温期や生理前は生活面でも頑張りすぎないようにして休養をしっかりとっていただくのもよいと思います。

ご夫婦の心身の健康状態が良くなれば、個々人の妊娠力も確実に向上します。そのうえで必要な治療や体質改善に取り組めば妊活の効率も高まるのではないでしょうか。

妊娠はいつ実現するか、どれくらい頑張ればいいのか、に対する答えは誰にもわからないことかもしれませんが、その期間をイライラしながら待っているだけでなく、何かご自身が無理なくできることから解決策を見つけていかれると気分的にも少しは楽かもしれません。ご主人との関係性、仕事のこと、病院や不妊治療のこと、生理や体調のこと、など多くのことをバランス良く過ごすのは本当に難しいことかと思いますが、ご自身の気持ちを抑圧し過ぎず、自分らしさを大切にしていただければ、きっと突破口は見えてくると思います。



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