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【Q&A】不育症検査の基準について-北村先生

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【Q&A】不育症検査の基準について-北村先生

体外受精にて3回移植、1回は胎嚢が見えた後に稽留流産。主治医から不育症の検査をすすめられました。今やるべき検査はある? 明大前アートクリニックの北村誠司先生にお答えいただきました。

2020.3.29

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相談者:たまごさん(32歳)



不育症検査の基準について
体外受精にて3回移植し、2回目陰性うち1回はグレード4AA、1回は胎嚢が見えた後のけいりゅう流産となりました。主治医の先生からは、この年齢で赤ちゃんに会えないのは確率的には低いから、不育症の検査を進めますと言われました。
1度子宮鏡検査で子宮内膜炎が見られたことがあったので、子宮内フローラ検査はしましたが、結果は良好。
不育症の検査として、免疫学的拒絶があるか調べる検査や、血の固まりやすさを調べる検査、子宮内膜着床能検査など紹介されましたが、私が今やるべき検査はあるのでしょうか?それとも、このまま体外受精を続けてみるべきでしょうか?
ちなみに、これまではタイミング法、人工受精を約2年行い、その後不妊専門クリニックでひと通りの検査を行い、原因と思われるものは現状ありません。



北村先生からの回答




不育症ではありませんが、血の固まり易さを調べる検査等の不育症検査や免疫学的拒絶があるか調べる検査は、受けても良いと思います。

子宮内膜着床能検査(ERA)は、1回着床しているので不要と思います。


 



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お話を伺った先生のご紹介

北村 誠司先生


荻窪・虹クリニック院長を経て、2018年2月に「明大前アートクリニック」を開院。
1989年より、IVF及び内視鏡下手術に従事。子宮鏡下手術による胚移植の改善、腹腔鏡下手術による子宮筋腫、内膜症の解消・改善を図ると同時に、妊娠困難症例に対しても新しい治療法を取り入れている。また、クリニックでは男性不妊も含めた高度生殖医療にも対応。新しいクリニックは白を基調としたスタイリッシュな雰囲気。最近、スポーツバイクを購入し、通勤されているという快活な先生です。


≫ 明大前アートクリニック

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