私は28歳になってすぐに子作りを開始しました。不正出血で婦人科を受診したらPCOSが分かり、その病院が不妊・漢方外来で有名だったことから、そのまま不妊治療が始まりました。
妊娠は1年3ヶ月の間に2回しました。
最初は治療を始めて1周期目、クロミッドが効かずに周期途中でHmg注射に切り替え、Hcg注射で排卵させてのタイミング法でした。
まさか1回で妊娠するとは思ってもおらず、驚いていたのですが、残念ながら胎嚢が見えないまま6週で流産しました。

そのあとはタイミングを3周期行いましたが妊娠せず、だんだん頚管粘液が減ってきてしまったので、AIHにステップアップしました。AIH5回目で妊娠し、現在妊娠6ヶ月目です。
ちなみに、私はHcg注射をしないと排卵しないので毎回Hcg5000を打ってました。卵胞を育てるのは、Hmg注射の他、フォリスチム自己注射、ゴナールエフ自己注射もやりました。いろいろ試したので、毎回「今回は何やるの？」という変なワクワク感がありました(笑)
また、着床しやすくするため排卵3日後にHcg5000を追加で打ちましたが、妊娠した周期はどちらも卵巣が腫れてしまい、追加分は打てませんでした。

私は卵巣が腫れやすく、2～3周期に1回はお休みしなければならなかったので、周期の割に長くかかってしまいました。

最初の流産はかなり落ち込みましたが、翌月に夫と海外旅行の予定が入っていて、いい気分転換になりました。
治療中は落ち込むこともありましたが、先生から「絶対妊娠できる」と言われていましたし、そこまで深刻に悩むこともなく、夫婦二人の時間を楽しむことを一番に考えました。前述のとおり、強制的にお休みになる周期もあったので、夫と時間が合えば旅行にも行きましたし、オシャレなレストランで食事したり、好きなアーティストのライブにもよく行きました。
生理がきてしまっても楽しい予定があるというのは、治療中心の生活にならずに良かったと思います。
夫とは、夫婦で人生を楽しむことが基本にあり、その延長に子供(不妊治療)があると、何度も話しました。強がりもありますが、「妊娠しちゃったらこんなことできないね」「夫婦二人って楽しいね」って言い合ってました。

妊娠のために試したこと、というか、治療前にはやっていなかったこと、という感じなのですが…。
流産後、治療に専念するため私は退職したのですが、家でヨガをやったり、毎日30分くらいですが自転車に乗ったり散歩したりしました。これはずっと家でダラダラしてしまって太ることを恐れたためです(^^;
妊娠のために血流アップできればと思って岩盤浴にも行きましたが、数回でやめてしまいました。

お休み周期には病院から処方されたビタミン剤やプラセンタなどを飲んでました。流産したとは言え妊娠できたという思いがあったので、病院を全面的に信じて、自分で何かサプリを買ったり、ということは特にしませんでした。主さまと同じ漢方も処方されていたので飲んでいましたよ(*^^*)
あとは、病院内で鍼灸もやってくれたので、診察の度にやってもらいました。

AIH5回目で妊娠しなければ次は体外も考えて、と言われていたのですが、夫(同い年)と35歳までに一人できればいいよね、と言っていたので、あと5回はAIHチャレンジするつもりでした。運よく妊娠できましたが、PCOS以外に原因があれば体外に進むしかなかったかもしれないし(というか体外までいかないと他の原因が分からないかもしれないし)、私は素人なので主さまに治療のことでアドバイスできることは残念ながらありませんが、PCOSでも妊娠できるということをお伝えしたくてレスさせていただきました。


落ち込んでしまったときには是非、自分の好きなことをして、ご主人と二人の時間を楽しんでください。陰ながら応援しています。

2014.11.28 19:53 7