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だし取りを極めるーだしの基礎知識【その2】

まとめ 女性の健康

だし取りを極めるーだしの基礎知識【その2】

和食の基本、ともいえる "だし" 。こんぶとかつお節の合わせだし、いりこだし、シイタケだし、だしの取り方と利用法をまとめました。

2017.12.28

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和食の基本、ともいえる "だし" 。こんぶとかつお節の合わせだし、いりこだし、シイタケだし、だしの取り方と利用法をまとめました。



目次



  1. こんぶとかつお節の合わせだし

  2. いりこだし

  3. シイタケだし

  4. 【レシピ編】京風だしたまうどん

  5. “だし”を利かせて、調味だれを作ろう!


こんぶとかつお節の合わせだし


だしは地方によって好みが異なりますが、もっとも一般的に利用されるのが、こんぶとかつお節の合わせだしです。 こんぶのうまみ成分、グルタミン酸と、かつお節のうまみ成分、イノシン酸が合わさると、うまみがぐんと増えることから、インパクトのあるおいしさが引き出せます。 どんな料理にも利用できるので、家庭料理でもこのだしを基本にするのがおすすめです。こんぶもかつお節も、低い温度から加えること、そして強火で煮込まないことが、 うまみを引き出すポイントです。





こんぶは洗わずに乾いた布で軽く汚れを拭く。


point


こんぶの表面の白い粉は、うまみ成分のグルタミン酸です。絶対に洗い流さないように!


早くやわらかくなるように、とこんぶに切り込みを入れる人がいますが、これはダメ。ぬめりが出やすくなってしまうので。鍋に入るサイズにカットしたら、そのまま使います。


鍋にこんぶを入れ、水を加えて弱火にかける。


沸騰する直前で。こんぶを取り出す。こんぶだしとして利用する場合は、ここでストップ。


point


70℃を超すと、こんぶのぬめりが出やすくなるので、必ず沸騰直前に取り出して。


こんぶを取り出したら、一度鍋を火からおろし、水1カップを注いでだし汁の温度を下げる。かつお節のみのだしを取る場合は、水を火にかけ、一度煮立てた後、合わせだしと同様に水を加えて湯温を下げる。


point


かつお節も低めの温度からゆっくりうまみを抽出するのが基本。


火を止めた状態でかつお節を加える。


かつお節が自然に沈むまで待つ。


かつお節が沈んだら中火にかけ、一煮立ちさせる。


point


ぐらぐらっと煮たった瞬間に、火を止めて。良質なかつお節ほど、沸騰させると風味が飛びやすくなります。


金ざるに一度ぬらして固く絞った布巾をかぶせ、7を流しこんで漉す。


プロの技


こんぶは低温の水に浸し、ゆっくり時間をかけてやわらかくすると、純粋なうまみ成分が抽出できます。プロの料理人は、前日の夜から水に浸し、使う際に火にかけ、沸騰する前にこんぶを取り出します。この方法だと、きれいに澄んだ、あっさりした味のだしが取れます。


いりこだし


カタクチイワシを煮て干したものがいりこです。味、香りともに強いだしが取れ、関西方面で特に好まれるだしです。苦味やえぐみのもとになる頭とはらわたを丁寧に取り除くと、おいしだしが摂れます。いりこは、背が黒く、腹との境がくっきりしたものが新鮮。腹が黄色くなっているのは、古くなって油焼けしたものです。




いりこは、頭を取り、腹を割って黒い部分を取り除く。黒い部分がはらわた。頭をちぎるときにそっと引き抜くと、同時にはらわたが取れることもある。


point


純粋なおいしさを引き出すためには、面倒でも頭とはらわたを取り除く作業をすることが大切。朝など時間のないときは、前の晩にこの作業をしておくのがおすすめです。


鍋にいりこを入れて水を加え、いりこが自然に沈むまで待つ。


鍋を中火にかけ、アクが浮いてきたら丁寧に取り除く。


沸騰してきたら、すぐに火を止める。みそ汁を作るときは、いりこを取り除き、再び火にかけて一度沸騰させ、弱火にしてからみそを加え、沸騰直前に火を止める。


point


いりこだしの場合も、煮立てないことが大切です。煮立てるとえぐみが出やすくなり、魚臭くなってしまうので気をつけて。


プロの技


こんぶと同様、いりこも水だけでだしを取ることができます。これを水だしといい、澄んだ味わいのおいしいだしになります。前の晩から水に浸しておけば、朝の準備もラク。夏は冷蔵庫に入れて。


シイタケだし


シイタケをはじめとするきのこ類には、うまみ成分のグアニル酸が含まれていますが、特にシイタケはその量が豊富です。だしを取るためだけに利用することは少なく、干しシイタケを煮物などに利用するときに、戻した汁にこんぶやかつお節を加えてだしとして使います。独特の香りと風味は、料理に個性的な味わいを添えてくれます。





ボウルに水を入れ、干しシイタケは洗わず、刷毛などで汚れを落として加える。小皿などを落としぶたにして、シイタケがちゃんと水に浸るようにする。


point


シイタケは軸の部分にもちゃんとうまみ、風味があります。軸を取り除かないように。料理する際も、カサの部分とは違う食感が楽しめるので、ぜひ利用して。


ラップをして、冷蔵庫でひと晩ねかせる。使うときに、金ざるに一度ぬらして固く絞った布巾をかぶせ、だし汁を流し入れて漉す。


point


シイタケだしは、特に温度を低くして、ゆっくりとうまみを抽出させます。室温ではなく、冷蔵庫に入れるのがおすすめ。


【レシピ編】京風だしたまうどん


だし本来のおいしさを味わうなら、おすすめは京風うどんです。こんぶとかつお節の合わせだしをベースに、薄く味付けしたうどんつゆは、香り豊かでだしの風味が際立ちます。


 


その京風うどんに、だしをたっぷり含んだ卵をからめた「だしたまうどん」は、つゆに卵に、だしのおいしさがダブルで味わえます。


 


一般的なかきたまうどんとはひと味違うので、ぜひお試し下さい。


レシピ


■材料(2 人分)


・こんぶとかつお節の合わせだし


→3 カップ


・淡口しょうゆ


→大さじ2 1/2


・みりん


→大さじ2


・卵


→2 個


・冷凍うどん(ゆでめんでも乾めんでもよい)


→2 玉


・万能ねぎ


→2 本


■作り方


1.ボウルに卵をときほぐし、万能ねぎは斜め切りにする。


2.だしを温め、淡口しょうゆとみりんで味をととのえる。


3.うどんは沸騰した湯に入れて温めて器に入れる。


4.だしを1カップほど別の鍋にとって火にかけて沸騰させ、卵をかき混ぜながら注ぎ入れ、菜箸で大きくゆっくりかき混ぜる。


5.器にだしを注ぎ、4の卵をのせて万能ねぎを散らす。お好みで七味や粉山椒をふって。


point


“だしたま”は、必ずうどんの鍋とは別の鍋で作ります。煮立てただしに溶き卵を流し入れたら、菜箸でゆっくり5 回かき混ぜます。だし入りのスクランブルエッグを作るような感覚で混ぜて。


“だし”を利かせて、調味だれを作ろう!


こんぶとかつお節の合わせだしを作って、寄せ鍋やしゃぷしゃぶに欠かせないポン酢や、湯豆腐のだししょうゆなど、調味たれを手作りしてみてはいかが。だしを加えると調味たれがまろやかに、奥深い味わいに変わります。




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