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【不妊】治療方針の見直しポイントは3つだった

まとめ 不妊治療

【不妊】治療方針の見直しポイントは3つだった

何度も治療しても結果が出ないなら、方針の転換を視野に入れるべきかも? 思いきって治療方針見直しをするためのポイントとは。

2018.7.12

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不妊治療は体にも心にも、そして経済的にも負担の大きいものです。


何度も通院しているのに、最初に先生から聞いたような結果が出ない。


高度な治療に何度もトライしても妊娠が成立しないが、原因がわからないまま。


そんな状態を長く続けるのは大変なストレスになります。


 


今までは原因不明だった不妊要因などが最新の医学情報によってわかる場合も出てきています。


思いきって治療方針を見直すなら、どんな基準をもって判断すべきかについて、知っておきましょう。


過去の治療結果も踏まえて原因を探る


不妊治療を受ける期間や回数は人によってまったく違うため、失敗が重なっても治療方針の転換には踏み切れないのが実情ではないでしょうか。


しかし、これまでの結果を踏まえ、できるだけ原因を明らかにすることでステップアップを的確に行うことができるようです。


 


“妊娠するためには着床しなければなりませんが、妊娠しても流産してしまう場合もあります。どんなにグレードのよい胚盤胞を移植しても結果が出ない。患者さんにとってはとてもつらいことですし、それを何度も繰り返すと我々も「なぜこの条件で着床しないんだ」と肩を落とすことがあります。


体外受精における胚盤胞のグレードは「ガードナー分類」に基づいています。体外受精ではたいてい5日目の胚盤胞を子宮へ移植しますが、この胚盤胞の質はガードナー分類1から5までのグレード中、3BB以上が好ましいとされていて、たとえば3BB以上のグレードの胚盤胞を移植して3回続いて着床できなければ反復着床不全(RIF)と定義されます。着床しない原因は主に2つあり、受け皿である子宮側と着床する胚の質。この両方の条件がそろわなければ、残念ながら着床は難しいといえるでしょう。


しかし、ガードナー分類では3BB以上といいますが、着床率は50%に満たないため、当院では3AB以上とさらに厳しくしています。このグレードなら着床率は高くなります。3ABもしくは3AA以上の胚盤胞を3回以上移植しても着床しなければ、この段階で初めて受け皿である子宮側に問題があると言えるのです。


体外受精を何度試みても成功しないのは卵子側なのか子宮側なのか。原因を半分に絞り込めれば次の治療方針、ステップアップを的確に選びやすくなりますから、あえてグレードを厳しくするというのが当院の考えです。”



"子宮内にも悪玉菌が存在していることが判明しました。(中略)子宮内細菌の環境の乱れが着床不全の原因になっている、ということです。今までは何が原因かわからないと言われていたもののなかに、このような事実が出てきたことで、治療方針を決めやすくなったということは大きな前進です。"


何度やっても妊娠しない…?! セントマザー産婦人科医院の田中先生がお答えしました! 



セカンドオピニオンや転院も視野に


これまで相談を重ねて治療を受けてきたドクターとの信頼関係もあるでしょうが、先生により得意分野の違いもあるのは事実です。


場合によっては、転院を視野に入れることも考えられます。


 


“同じ刺激法でも医師によって使う薬も量も違いますし、クリニックによって超音波やホルモン検査の評価にも違いがあると思います。


ちいぶうさんは、今までいろいろな方法を試していますが、ちいぶうさんにとっていい成熟卵が採れていないのかもしれません。ですから、気分転換も含め、他の判断をするドクターに診ていただいてみるのも1つの方法ではと思います。”



"私が一番大切だと考えるのは、刺激法ではなく、いい成熟卵を採るタイミングだと思います。それは、体内で何十年と眠っていた卵子を起こして、その中の遺伝子の発現がうまくいくように採卵する時期を見極めるということです。そのタイミングは、年齢によっても違います。"


子宮内膜症がひどく1年半の体外受精も陰性続き。もう無理なのでしょうか?【浅田 義正 先生】



染色体検査という選択


高度治療を受けていて、治療方針が適切なはずなのに着床にいたらない場合にも、その原因の追求が治療の鍵になるかもしれません。


 


“良好な胚盤胞を戻して着床しない原因には、染色体の異常が考えられます。しかし、染色体検査は夫婦ともに調べる必要がありますから、検査以前のカウンセリングがとても重要になります。


カウンセリングでは、検査の必要性というよりも、その結果を聞くのか聞かないのか、ということに重きを置いて話を進めます。染色体は個人固有のものなので変えようがありません。自分たちの染色体の異常について知り、さらにその先の対処としてPGD(着床前診断)の選択など、次のステップを決めるための検査だと十分に理解していただくためのカウンセリングです。


この難しさは、夫婦ともに予期しない結果が出ることがあるということ。まゆさんはご夫婦ともに29歳でまだ若く、年齢だけを見れば自然妊娠できる可能性も十分にあります。どちらか一方に明らかな原因があった場合、夫婦としてその結果を受け止められるのか否か。とてもデリケートな問題で、答えが一つではないだけに難しい。”



"ですから、当院では検査をする前に、ご夫婦同席のうえでじっくりと時間をかけて話をすることが大切だと捉えています。"


セカンドオピニオン│高度不妊治療(ART) 良好な胚盤胞を移植したのに、3回とも着床しません



ジネコでは、これまでの治療と今後の方針についてのご質問を受け付け、クリニックの先生にお答えいただく『専門家Q&A』というコラムをご紹介しています。


治療について迷った時、ぜひご活用ください。


 


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