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体外受精の採卵・移植時の鍼灸の時期は

専門医Q&A 漢方・鍼灸

体外受精の採卵・移植時の鍼灸の時期は

2012.3.6

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らんさん(38歳)

こんにちは
 
私は今まで体外受精を2回やっています。
鍼灸は去年から週1ペースで通っています。
今月、3回目の体外受精を控えているのですが
体外受精時の採卵、移植時の鍼灸の頻度、タイミングはいつがよいのでしょうか?
採卵時にもしたほうがいいのでしょうか?
教えていただけたたらありがたいです。


お話を伺った先生のご紹介

神薗克也 先生 (鍼灸治療室 翠明館)


当院に来院されている患者のうち9割以上は女性。しかも、その7割以上は不妊治療の方。一般に鍼灸治療は、腰痛や肩こりの治療と思われがちですが、実は、婦人科系や内科系の疾患にとても有効な治療方法なのですね。腰痛や肩こりで悩んでいる方と同じくらいに、婦人科系や内科系の症状で悩んでいる方は大勢います。内臓の不調からきている腰痛や肩こり、頭痛もありますので、そういう方には内臓の機能を整えないと、すっきりと治りません。特に、女性の場合は、ホルモンバランスによって多種多様な症状が現れます。

当院では、全身のアンバランスを整えていく治療をしていますので、体の様々な不調がすっきりとなくなっていきます。生理不順の延長線上に不妊症があり、さらにその延長線上に更年期障害があります。生理を整えることが、すなわち女性の健康を保つポイントなのですね。是非一度、体に優しい自然な治療方法の鍼灸治療をお試しください。



≫ 鍼灸治療室 翠明館

はじめまして、らんさん。

翠明館治療室の神薗といいます。

週一回のペースで鍼灸治療に通っているようですね。

体外受精時の鍼灸治療についてですが、
当院の場合は、採卵の前と胚盤胞の移植であれば
移植直後、普通胚の移植であれば、移植後2,3日後、
それから判定前に治療をします。

ある外国の研究では、移植の前後に鍼をすると
着床率が上がるという報告もありますので、
移植の前後に鍼をされると良いでしょう。

らんさんにとって、良い結果が得られますよう
お祈りしています。


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