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「補腎」で弱った卵巣を元気にする

コラム 不妊治療

「補腎」で弱った卵巣を元気にする

誠心堂コラム

2016.6.20

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「補腎」で弱った卵巣を元気にする



前回とりあげた「補腎」は中医学における妊活で重要なポイントなので、もう少し話を続けましょう。
西洋医学の妊活において「採卵」は不可欠なことです。これを否定するわけではないのですが、採卵は卵巣に対してダメージを与えることも確かなんです。ですから採卵をする人ほど「補腎」をしっかりおこなってほしいのです。
採卵は普通の排卵と違って卵巣に大きな負担をかけてしまいます。それは中医学的に言うと「精」に負担をかけることとなります。精が弱れば当然腎も弱くなってしまいます。
よく体力を回復するために「安静」にすると言いますが、採卵のような大きなダメージを受けた場合は、ただ寝ているだけの「安静」では、心許ないです。
もちろん、採卵をネガティブに捉えるわけではありません。しかし、弱った卵巣のままでは次の採卵でも元気な卵を期待することはできないのです。採卵が1回で終わればいいのですが、不妊症の人は腎も弱い人がほとんど。つまり、もともと元気な卵がなく、そのため何度も採卵するケースが多くなります。
このようなことから、妊活中の方は採卵をしたあと、卵巣を早く回復させる必要があります。採卵のあと、基礎体温が乱れる人は多いですが、それは中医学でいう「腎精」が傷んでしまったことが原因です。
この状態で採卵を続けても、いい卵をとることは期待できません。それどころか、せっかく卵があるのに採卵しても卵が取れなくなる人もいます。
そうならないために、採卵をした人は、現状を回復させる「安静」ではなく、より積極的に「精」を養う「養生」で、より卵巣の生命力を養い高めていく必要があるのです。「養生」とは、現状よりパワーアップをすること。つまり、妊活の「養生」において「補腎」は欠かせないことなのです。

≫ 妊活に欠かせない「補腎」という考え方






株式会社誠心堂薬局代表取締役 西野 裕一先生

株式会社誠心堂薬局代表取締役。 薬剤師・鍼灸師。北里大学薬学部卒。東京医療福祉専門学校鍼灸科卒。中国漢方普及協会会長。日本中医学会評議員。漢方・鍼灸をはじめとする中医学の有用性を啓発・普及させる活動に尽力。著書多数。

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