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卵管の疎通が悪い

専門医Q&A 漢方・鍼灸

卵管の疎通が悪い

2012.8.30

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こさむさん(39歳)

結婚9年にして初めて不妊専門クリニックを受診しました。卵管通水を受け、痛みは結構ありました。先生は『痛みがあるのは通りが悪くなってるから体外受精をしましょう』と言われました。
しかし、翌日また看護士に尋ねると『通ってはいますよ』との事。体外受精の説明をしてくれた看護士も『通ってはいるけど痛みがあるのは狭くなってるから。自然妊娠の可能性がない訳じゃないけど』との事。
体外受精はやりたくないのです。
鍼灸治療は効果ありますか?



お話を伺った先生のご紹介

関村順一 先生 (sekimura鍼灸院)






≫ sekimura鍼灸院

卵管通水検査で痛みがあったのは、卵管内が月経血で汚れているか、クラミジアによる卵管の癒着や子宮内膜症の可能性も考えられます。
クラミジアや子宮内膜症の検査は済んでいますか?まだなら不妊症の相談に行ったとき、一緒に検査をしましょう。

月経血は本来、子宮から膣側に排出されるのですが、卵管を逆流し、お腹のなかに落ちる方も多いのです。
調査によると3割の方にそのような傾向があるそうです。
毎周期、逆流した血液が卵管内部にこびりつき、汚れが落ちなくなり詰まっていくのです。
卵管が完全に詰まる前に逆流を治さないと、体外受精をするしか妊娠の可能性がなくなります。
逆流の原因は自律神経失調が考えられます。
不妊治療や仕事などのストレスで自律神経が上手く機能しなくなり、卵管本来の役目を果たさなくなるのです。
卵管は卵巣とつながっていません。卵巣から飛び出る卵子を卵管が受け取るのですが、つながっていないので取りこぼしがあります。
いつも取りこぼしている状態をピックアップ障害と呼びます。
取りこぼしがあれば精子と出会えないので、妊娠もしないのです。

妊娠の可能性はあるけれど妊娠が難しいのは、西洋医学ではピックアップ障害に対するすべがないからです。
卵管がピックアップできる機能を持っていれば、受精は可能でしょう。また、卵管内の液体が卵子に栄養をあたえながら分割できる状態ならば妊娠も可能でしょう。
しかし、現状の汚れた卵管内部では、どうなのでしょうという疑問もあります。
ですから自律神経失調を調整することと、通水もしくは子宮卵管造影検査を卵管内部の掃除を目的として行なうのが良いのではないでしょうか。
鍼灸治療は自律神経の機能調整にすぐれています。
月経血の逆流を防ぐのはもちろん、ピックアップ障害の改善にも、鍼灸治療をおすすめします。
卵管が完全に詰まってしまう前に、早めの鍼灸治療を。


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