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薬を変えてから抜け毛で悩んでいます

専門医Q&A 漢方・鍼灸

薬を変えてから抜け毛で悩んでいます

2014.3.18

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JINEKO事務局さん(14歳)

アンケートにてお寄せ頂いたご相談について、ジネコが先生に聞いてきました。

【フィグちゃんさん(28歳)】
9年間、体重減少による無月経で、ずっと薬で月経をおこしてます。引越しを機に1 年前から病院を変え、今の先生になってからピルを飲むようになりました。それまでは4種類ぐらい薬を飲んでました。しかしピルのせいなのか、今までの薬による副作用なのかわからないのですが、抜け毛に悩んでいます。先生に相談したら仕方がないと言われました。漢方や鍼灸で改善できるでしょうか?


お話を伺った先生のご紹介

五十嵐純知 先生 (麗明堂鍼灸院)


五十嵐純知(いがらし よしとも)

麗明堂鍼灸院院長
(一社)山形県鍼灸師会総務部長
不妊鍼灸ネットワーク会員
積聚会会員
開業以来、30年間一貫して東洋医学の追及と鍼灸技術の研鑽に努めている。
得意疾患は自律神経疾患、膠原病、不妊症などの婦人科疾患。



≫ 麗明堂鍼灸院

ご相談の内容には、体重、身長、薬品名、検査数値やそのほかの随伴症状が記載されていないので、正確に体の状態を把握することが難しいのですが、何らかの原因により体重が減少し、そのためホルモンのバランスが崩れて無月経になったようですね。

まず大事なことは、人為的に月経をおこすことよりも、自然に月経がおきる体になることです。
薬で無理に月経をおこすと体にもそれだけ負担がかかっているのです。
このような状態を何年も続けていると、太れない体がさらに弱ってしまいます。
ピルの副作用による抜け毛は0.1%と、高い発症率ではありません。
やはり体全体が弱っていることが抜け毛を引きおこしていると考えられます。
東洋医学では体全体の根源的な弱りを「精気の虚」と表現しています。
精気が虚するということは「体の芯の冷え」を意味します。
これは免疫力、治癒力、消化吸収力、気力、などといったいわゆる「生命力」が弱っている状態です。
この精気は年齢とともに少しずつ減少していきますが、過労や精神的ストレスによって消耗度は加速します。
それに伴いさまざまな病気を引きおこすのです。

当院では積聚治療という鍼灸治療方式で、東洋医学理論に基づき五臓六腑を整え「精気の虚」を補うことを第一にした治療を施しています。
結果として、体全体に生じたムラや歪みが解消され、気血の流れが良くなり冷えが改善されます。
そして食欲が増進して、体重が増加する傾向にあります。
痩せている人には太れる体を作り、節制や運動によって、体重を一定に保っていることが本来の健康状態であると考えています。
日常生活の注意点としては、体の芯を冷やさないことです。
冷たいものを控える、薄着をしない、冷房にあたり過ぎない。
また、睡眠不足、夜更かし、過労、精神的ストレスも体の芯を冷やします。
規則正しい生活、温かい根菜を多めに摂る、腹式呼吸などをおすすめします。
食欲が増し、体重が増え、卵子が育って自然に月経がおこる体作りを目指しましょう。
効果がでるには、週1回の間隔で1年くらいの通院が必要と思われますが、ぜひ鍼灸治療をおすすめします。


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